究極の配列
入力は、すべて文字キー2キーの同時押しで行う。2キーの組み合わせに、かなの2文字の組み合わせが「ああ」から「んん」まで全種類搭載されている。
よって、1動作で常に2文字ずつ入力していくことができる。既存のどんな配列よりも圧倒的に動作数が少ない。
もちろん、隣同士など押しやすいキーの組み合わせには、連続して出現することの多い2文字を配置するなど、連なりの出現率も考慮されている。
その人は、実際にわたしの前でその配列を使って、スーパー高速入力を披露してくれた。
わたしは感動した。
「すごい! これぞまさに究極の配列だ。なんで今までこれを思いつかなかったのだろう……」
……という夢を見た(^_^;)
だいたい、文字キーの2キー同時押しで可能な組み合わせの数は、4段48キー全部使っても1128。2つのかなの組み合わせは、濁音や句読点を除いても48*48=2304もあるんだから、全然数が足りない。[1]と[Z]の同時押しとかどうやるの? 1文字だけ入力したい場合はどうするんだ? 謎は深まるばかり。