「ほっ」と。キャンペーン
Twitter
最新の記事
カテゴリ
タグ
以前の記事
カテゴリ:●行段系配列けいならべ( 15 )
けいならべで母音が右手側にある理由
 2ちゃんねるの「よろしければ配列について教えろ その8」の書き込みに関連して。

これ992さん含め二つとも右側に母音が来てるけどなんか意味あるのかな?
個人的にはSDFER(SDFWEかな)に母音でもいいと思うんだけど
この母音の形を取ってるの配列両方とも右側に配置してあるのを考えると何か理由があるんだろうか…

 自分も「和ならべ」に近い形の母音配置の行段系配列「けいならべ」を作りました。「けいならべ」で母音を右側に配置した理由は「左手側の方が打ちやすいキーが多いから」です。
 母音を配置しなかった側には子音キーを配置します。子音キーは13キー必要です(けいならべの場合の話)。よって、必然的に上下段のキーも使うことになります。
 上下段のキーの打ちやすさの自分の感覚は、こんな感じです。

[Q]>[P]
[W][E]=[I][O]
[R]>>[U]
[T]>>>>[Y]
[Z][X][C]>[,][.][/]
[V]>[M]
[B]<<[N]

 おおむね上下段のキーの打ちやすさは左手側の方が上です。よって、子音を上下段が打ちやすい左手に、母音は右手に配置した方が良い、ということになります。



 右手の方がアルペジオが打ちやすい(右利きの場合)という理由も考えられます。しかし、アルペジオは左手でも十分打ちやすいと思いますので、けいならべ的には決定的な理由ではないです。

 あと、「けいならべ」では関係ないですが、ほかの配列では「句読点を[,][.]に配置しないとIMEのローマ字カスタマイズで実装する際に不都合があるから」という理由もあるような気がします。

※過去の関連記事
「左手の方が打ちやすい?」
「左手の方が打鍵しやすいもう一つの理由」
「利き手なんて関係ない?」
[PR]
by koutarou_13 | 2010-02-12 00:25 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)
フリーペーパーR25に片手タイピングの記事
 フリーペーパー『R25』で、増田式の片手タイピングの記事が出ています。
 『R25.jp』でWeb上でも読むことができます。

[雑学] 仕事効率も、グンとUP片手タイピングのススメ RxR R25.jp

 何はともあれ、ローマ字入力でもかな入力はでもない入力方法の存在を知ってもらえる機会があることは、嬉しいです。



 ローマ字入力の問題点は、2つあると思います。1つは、効率が悪いということ。これはわたしも下駄配列を作るなどの方法で対処しています。
 もう1つは、ローマ字入力は初心者にとって難しいということです。

 『けいならべ』「「けいならべ」の理念」で、わたしは次のように書きました。

■本当は難しいローマ字入力

 ローマ字入力は覚えるキーの数が少なくて済むので簡単である、初心者に向いている、とよく言われます。

 しかし、ローマ字入力で覚えるキーが少ないというのは、あくまで「かな入力と比較して」ということです。

 ローマ字入力をする上で最低限覚えなければならないキーの数は、23キーもあります。しかも、アルファベットの配置はほとんどバラバラで法則はありません。これらの位置を習得することは、そんなに簡単ではありません。

 規則的な配置になっていれば、――例えば、[A][I][U][E][O]は右側に、他のキーは左側に並んでいるというような――覚えるのはずっと簡単なことになります。

 パソコン初心者が入力する姿を見ていると、やはり文字入力で一番苦労しているように見えます。ローマ字入力はアルファベットの位置も同時に覚えられるというメリットはありますが、入力する機会が多いのは、圧倒的にかなです。アルファベットなんて、それこそキーボードを見て、探して打てれば十分だと思います。

 「ローマ字入力は効率が悪い」
 「ローマ字入力は初心者にとって難しい」
 この2つの問題のうち、どちらがより問題が大きいかというと、後者だと思います
 だって、わたしはローマ字入力の効率の悪さには困っていませんもの。下駄配列を使っているから。
 ローマ字入力の効率の悪さに問題を感じるくらいなら、パソコンはそれなりに使える人のはずです。文字入力の情報を調べて、ソフトをインストールして、NICOLA(親指シフト)なり、月配列なりを使うことは、できると思うのです。

 ローマ字入力は初心者にとって難しいという問題は、現在のところ対処法はありません。まず、初心者はローマ字入力(と、かな入力)以外の入力方法を知りません。知っていたとしても、導入するのは初心者にとっては大変な作業です。

 今回の『R25』の記事は、「ローマ字入力よりも簡単な入力方法をパソコンでも実現できる」ということを知ってもらえたという点では良かったですが、実現する方法が『MS-IME』のローマ字設定なので、やはり初心者には大変だと思います。(しかも、書いてある方法では完全には実現できない気がする……)
 「けいならべ」も、「初心者でも簡単に使える入力方法を」ということで作ったのですが、導入するには『菱』などを使わなければならないので、目的が実現できたとは言えません。
 初心者でも簡単に使えるソフト作って、大手パソコンメーカーがプリインストールしてくれたらいいんだけど。そういうのダメですかね?

 キーボード配列のJIS規格化の動きがあるという話がありますが、わたしとしては、効率の良い入力方法についてはどこかのだれかに任せておいて、JIS規格化とか大掛かりなことをするなら、五十音配列とかポケベル方式のような、初心者でも簡単に入力できる方法をデフォルトにして欲しい、と思っています。
[PR]
by koutarou_13 | 2008-09-28 19:27 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(2)
けいならべv2の変更点
 先日発表したけいならべv2なわけですが、けいならべv1と比べていくつか変更したところがあります。
 変更した点とその理由を書きます。

●子音の配置を変更
【けいならべv1】
phnmb
rtsk
wdzg

【けいならべv2】
wrmhb
ntsk
pdzg

 子音の配置はできるだけ五十音順に近くなるように変更しました。
 「h」「m」「r」なんてどこに置いてもそんなに変わらない。覚えやすさ優先で「中段の右から左~上段の右から左」で五十音順にしました。
 「n」が中段というのはこれはこれで悪くないし、「g」「z」「d」が清音の下という原則も守られていて、覚えやすさ、使いやすさとも悪くないと思います。

●「っ」の位置
 「っ」はv1では[M]に置いていましたが、[J]に置いた「a」との同指異鍵が気になるので、「っ」は[P]にしました。小指上段は(下駄配列と違って)特に嫌わないということにします(「w」を[Q]に置いているし)。
 直前があ行(「あ」を除く)の場合は[a]を省略できるというシステムも試しましたが(例:[k]→[っ]=「かっ」)、複雑になって習得が難しくなるので採用しませんでした。

●外来音シフトを導入
 新たに外来音キーを配置して、外来音は、[外来音]+[子音]+[母音]の3打鍵で入力することにしました。
 [外来音]と[子音]の順番はどちらが先でもOKとしました。運指的には先に[外来音]を打った方が交互打鍵になって良いのですが、イメージ的にはまず子音を打つ方がわかりやすいという感じもしたので、どちらを先にしても入力できた方がいいと思いました。

 また、[外来音]+[母音]で単独の小書きのかなを入力します。よく使う外来音以外は3打鍵の外来音にこだわらず、小書きのかな後付けで入力する方がおすすめです。

 外来音シフト導入に伴い、v1の左手連打の外来音は全部廃止しました。

●記号の配置。・;:を追加。「」!を廃止。
 「・」「;」「:」を余ったキーに配置。v1のかぎかっこと「!」は廃止しました。
 また、記号シフトは全部廃止しました。
 要するに「けいならべでは記号には手を付けない」ということです。覚えるものはできるだけ少なくした方がいいと思いました。けいならべにしたことによって入力できなくなってしまった記号だけは別の場所に配置するに留めました。。
 他の記号(かぎかっこなど)はローマ字入力と同じ方法で入力するということで。左手連打などによく使う記号を割り当てれば使いやすくはなると思いますが、それはお好きにどうぞという感じです。

●[BackSpace]を正式採用。
 けいならべでは[BackSpace]は[:]と入れ替えると定義することにしました。v1でも想定はしていましたが、v2では正式にけいならべの一部です。
 [BackSpace]をかな入力配列として定義するのはやや目的から外れますが、私は[BackSpace]の位置はかな入力配列にとっても非常に重要――熟練したときの使いやすさのみならず、配列の習得のしやすさにも大きく影響する――と思うので、定義に入れました。
 もちろん実際に採用するかどうかは使う人の自由ですが、すでに他の使いやすい場所に[BackSpace]を割り当てているというのでない限り、これを機会に[BackSpace]の位置を変えることを強力におすすめします。

●配列図表記をアルファベットに。
 配列図表記は、v1ではかな表記でしたが、これだと表記通りのかなが入力されると誤解しやすので、アルファベットの小文字をで表記することにしました。
 小文字はけいならべのローマ字、大文字はQWERTY配列のキーを表すことにします。

※検討したが採用しなかったこと
●母音の配置
_uo
aie

 上記の通り。v1のままとしました。

_uo
iae

……という配置も試しました。これだとある程度多い「ui」、「oi」の連母音が打ちやすくなり、目立った欠点もありません。
 しかし、並びが五十音順から外れるのでやや分かりにくくなること、そして「ei」の連母音の打ちやすさを優先するため採用しませんでした。この配置でも「ei」は十分打ちやすいと思うかもしれませんが、「ei」が隣同士のキーになっているのと比べると安定感がまるで違うと感じました。




 『Weblog 61℃』で、さっそくけいならべv2の解析が出ています。ありがとうございます。

『Weblog 61℃』「けいならべv2 をグラフにしてみた。」

※上記記事にコメントの投稿ができないので(認証待ち?)とりあえずここに書きます。

その後書き込めました。こっちのも残しておきます。

早速の解析ありがとうございます。
[J](a)と[K](i)の入れ替えは考えましたが、eとiの位置が離れてしまうのが気になってやめました。連母音の出現数上位の数値は相当なものなので、こだわりました。
左手は、まさに「まあこんなもんか」という感じです。

全体的に、覚えやすさ重視でもここまでできるというのは数値に現れていると思います。等高線グラフのけいならべv2とQWERTYローマ字の比較は面白いですねぇ。

[PR]
by koutarou_13 | 2007-09-21 23:47 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(8)
やっとけいならべのページができた
けいならべ――ローマ字入力よりも簡単なローマ字入力――

 CSSを一から作り直していたらバカみたいに時間がかかった。作ると言ってから2か月以上経ってるじゃないか……_| ̄|○

 ページが完成するまではけいならべを使うことにしていたので、けいならべの使用期間が思っていた以上に長くなった(4カ月ほど)。行段系のいいところを改めて認識できたので、これはこれで良し。

 そして今はと言うと、また懲りずに新しい配列を試用しているという……。コイツは……。



(2007/09/22 22:23)
 ちょっと間違った表現があったかもしれないので補足。

> また懲りずに新しい配列を試用しているという……。

 これは、「私が作った新しい配列を試用している」という意味ではなく、「(私が今まで使ったことのない)既存の配列を新たに試用を始めた」という意味です。
 新しい配列を作るつもりは、将来はなくはないですが、今はないですね(皆さんお気づきの通り、私、仕事遅いです……)
[PR]
by koutarou_13 | 2007-09-19 23:55 | ●行段系配列けいならべ | Trackback(1) | Comments(4)
再びけいならべ
 最近、またも下駄配列を離れて違う配列をやっていました。もう配列変更が習慣みたいになっていますな。
 最初は打てなくても、1~2週間でそこそこ打てることが分かってしまったので、配列を変更することに抵抗感がなくなってる。

 やってみた配列は「けいならべ」です。
 「けいならべ」は行段系の配列で、以前私が作ったものです。
 私としては、やっぱり文字キー同時打鍵の下駄配列最強だと思っているので、けいならべを永続的に使うつもりはないのだけど、これはこれで理にかなった使いやすい配列だと思います。
 けいならべに関してはこのブログ内の記事で書いただけで紹介ページなどを作ってなかったので、それを作ろう。ついでに前回使っていた時に検討したままになっていた事柄がいくつかあったので(外来音シフトとか)、それも取り込んでみよう。
 というわけで、再びけいならべを使っていました。

e0002687_16551396.gif

 とりあえず、配列図はこんな感じ。前に発表したものから少し変わっているので、これを「けいならべv2」とします。
 速度は『タイプウェル国語K』で全カテゴリで前回けいならべをやったとき以上のタイムを出せたので(総合成績SF。やればまだ伸びる感じはある)、もうそろそろかな。
 けいならべv2詳しい内容についてはまた後日書きます。
[PR]
by koutarou_13 | 2007-07-16 16:50 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)
けいならべの特徴はどうだったか?
kouyの配列放浪記10:けいならべ9

※関連する過去の記事
「けいならべって何だ?」
「けいならべの特徴」

 けいならべを1ヶ月ほどやっていて、けいならべの特徴的な部分がどれくらい機能していたのか、思ったことを書きます。

●母音の組み替え

※和ならべの母音周辺の主な配置
やっいえ□□
_ゆあうお□
_よんー□□

※けいならべの母音周辺の主な配置
□ようお□□
_ゆあいえん
_やっ□□ー

 頻出する連母音の打ちやすさは、「えい」と「おう」はほとんど同じだし、「あい」はけいならべの母音の方が打ちやすいと思うので、連母音の打ちやすさは勝っていたと思います。
 また、「ょう」が打ちやすいのもかなりのメリットだと思います。

 けいならべ式母音の欠点は「お」の位置です。
 母音に使っている[J][K][L][I][O]の5キーのうち、一番打ちにくいキーは[O]だと思います。和ならべでは[O]に5つの母音の中では一番出現率が低い(※)「え」が割り当てられています。しかし、けいならべでは比較的出現率の高い「お」が割り当てられることになってしまいます。
 母音の単打での打ちやすさは、和ならべ式母音の方に軍配が上がるでしょう。

 連母音の打ちやすさ、単打の打ちやすさ、どちらがより重要か? いい勝負だと思います。
 私としては、けいならべ「あい」が打ちやすくなったことと「お」が[O]に来てしまったことが互角くらい。けいならべ式母音は他に「ょう」が打ちやすいというメリットがあるので、母音の組み替えは良い面の方が大きかったと思います。

※参照した資料
『DvorakJP』「文字頻度表」
『Wisteria』「かな出現頻度調査」

●ホーム小指の「ん」
 「ん」は母音で使わない指ということで、右手小指の[;]に配置しましたが、これは多少不安がある配置ではありました。
 というのは、「ん」というのは一つのかなとしての出現率はトップクラスであり、かな系配列を作る際は、そのような頻出かなを弱い指である小指に置くというのは、少しためらう配置だからです(と言っても小指の上下段に頻度の低いかなを置くことにより同指異鍵を回避できるという面もあるので、一概に悪い配置というわけではありません)。
 また、「ん」を小指にすると人差し指→小指のような「内側から外側」の打鍵が多くなります。これは比較的打ちにくい打鍵です。

 しかし、実際にやってみると、この心配はまったく杞憂でした。小指が「ん」だからといって特に疲れるということはありません。小指と言えどもホームポジションなので十分打ちやすいキーでした。「内側から外側」の打鍵も、実際に入力する時にはそれほど気になりません。他の母音で使わない指で入力できるというメリットの方がはっきり上です。

 5つの母音と比べれば「ん」は出現率が低いので、5つの母音と比べれば打ちにくいところ。
 それでも使用率は高いのである程度打ちやすいところ。
 他の母音で使わない指であること。
 ホーム小指の「ん」というのはこれらの条件を満たしてて和ならべ式母音ととても相性が良く、優れた配置だった思います。

●子音の並び
※けいならべの左手側
ぱはなまば
_らたさか、
_わだざが。

 頻度が高いか行、さ行、た行を[S][D][F]、頻度が少ないぱ行、ば行、わ行を[Q][T][Z]にしたのは良かったと思いますが、他はよく分かりません。行段系の子音側は連続することがないので、覚えやすさ重視でいいと思います。
 学習段階では、濁音を意識して打鍵するとミスが減ってうまく入力できた印象がありました。

●句読点を左手側
 けいならべでは、句読点は直前に必ず母音を打鍵しているはずなので、交互打鍵で打てるように母音とは反対側の左手側に配置していました。

 しかし、交互打鍵であることで特に快適だと感じるほどではありませんでした(母音で多用する右手中指と薬指に配置するよりは良かったと思いますが)。流れの中で打てるようには交互打鍵よりアルペジオで打てるようにした方がいいのかもしれません。

 それと、一つ気がついたのが、読点(「、」)が交互打鍵で打てる良さよりも、句点(「。」)が交互打鍵で打てる良さの方が大きいと感じたこと。
 句点の場合、文末の使うということがはっきりしています。文章の文末を入力する場合、句点まで入力して文章の完成であり、文章を打ち始めたときから、句点を打つことまで考えて入力しています。
 読点の場合、どこで使うかがはっきりしていません。したがって、文章を打ち始めた段階では読点を打つかどうか決められないことが度々あるのです。
 適当なところまで入力して、変換して、変換ミスがないか確認して、その時に文章を読んだ感じで読点を打つかどうか決めるということが多い。このような読点の打ち方ですと、その前にどのキーを打鍵していたかなんてまったくどうでもいいことになります。ひととおり打ち終わった文章を読み返しているときに、この一文は長すぎたからここに読点を入れよう、と単独で読点を打つこともよくあります。

 句点は流れで打てる配置、読点は単打で打ちやすい配置、にするのがいいのかもしれません。

 あと、前に書き忘れたのですが、句読点を[G]と[B]に配置したのは、句点と読点が連なることはないのだから句読点は同じ指に配置した方が同指異鍵が自動的に減って良いのでは、という意図もありました。これは思い通りでした。

●カタカナ語拗音のの左手連打
 けいならべ独特の左手側の連打でのカタカナ語拗音の入力は、私は自分で作ったのだから簡単に覚えられましたが、やはり分かりにくさは否めません。左手のアルペジオを活用しようという意図もあったのですが、この程度の活用では大して貢献してない。打ちやすさ自体は良いと思いますが……。



 全体的に、和ならべの特徴であると思われる「連母音の打ちやすさ」「やゆよの母音化による拗音の打ちやすさ」「分かりやすさ」を損なうことなく、「ょう」をアルペジオで打てる、「ん」が右手小指、句読点は交互打鍵など、けいならべに取り入れた要素もそこそこ機能しました。
 「さまざまな行段系の配列の長所を取り入れた、行段系のいいとこ取り配列」という試みは、ひとまず成功したと言って良いと思います。
[PR]
by koutarou_13 | 2006-07-31 23:34 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)
けいならべはミスが多い?
kouyの配列放浪記9:けいならべ8

 けいならべで『タイプウェル国語K』をやっていると、どうもミスが多いのです。一つミスすると連鎖的にミスって、収拾がつかなってしまいます。
 理由は、以下のとおりです。

 けいならべは、、基本的に2打鍵で1文字を打ちます。
 しかし『タイプウェル国語K』の上では、あくまで1文字を打った段階で文字が入力されたかどうかが判定されます。
 けいならべは基本的に子音→母音→子音→母音……という連続になっているので、この連続が崩れると正しく打ったつもりなのに延々とミス打鍵と判定され続けてしまうという事態が生じるのです。

 例えば、1.子音→2.母音→3.子音→4.母音と打つべきことろで、3.子音まで打った段階で、2.母音の打鍵をミスしていたことに気がついたとします。
 この場合『タイプウェル国語K』上では1文字目の打鍵をミスしていたと判定されますから、1.子音から打ち直さないといけません。しかし、すでに3.子音を打っているので、この時点で1.子音を打ち直すと、子音の次に子音を打つことになるので必ずミスになってしまいます。
 さらに、だいたい子音と母音をワンセットで打つように指が動くので、1.子音の次の2.母音も打ってしまい、これもミスと判定されます。さらにさらに勢いで3.子音も打ってしまうと、最初の状態に戻ってしまって、また何を打鍵してもミスになる状態になってしまうという悪循環。

 というように、本人は正しく打っている手応えがあるのに、なぜかミス音が鳴り続けるということになり、リズムは崩れ、もちろんタイムもロスするという事態に陥ってしまいます。
(ちなみに正しい対処法は、ミスに気がついてもとにかく母音を打ってから打ち直すこと。これなら正しく打鍵したはずなのにミスになるということはありません。)

 このせいで、途中までいい感じできていたのに一つのミスでつっかかってしまってタイムが思うように出ないということが何度もありました。

 ただし、これはあくまで『タイプウェル国語K』などIME変換のないタイピングソフト上での話です。
 実際の入力ではミス打鍵すればそれなりの文字が入力され、その文字を[BackSpace]でで消してから入力することになるので、このような問題が生ずることはありません。
[PR]
by koutarou_13 | 2006-07-30 22:15 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)
アルペジオは交互打鍵より強い
kouyの配列放浪記8:けいならべ7

 けいならべは1ヶ月ほどやっていました。その間に出した『タイプウェル国語K』の成績が下の画像。
e0002687_23383562.gif

 予想していたことではありますが、漢字が他のモードと比較して圧倒的に速い成績になりました。漢字が速いというのはけいならべに限らず、今までやった配列ではQWERTYローマ字入力以外のすべてに共通することなのですが、けいならべの漢字の速さは圧倒的です。
 これは、漢字の音読みに「あい」「えい」「おう」の連母音が多く含まれていて、けいならべではその連母音がアルペジオ(※)で打ちやすくなっているためでしょう。音読み以外でも「~ない」、「~よう」など「あい」「えい」「おう」を使うことはそこそこ多いですが、漢字の音読みでの多さとは比べものになりません。
 実際、けいならべで文章を打っていると、「あい」「えい」「おう」の連母音を打つ部分は非常に速く楽に打てていると感じます。

※アルペジオ
 ここでの意味は、[D][F]のような、打ちやすい片手の連打鍵のこと。もともとは音楽用語らしい。音楽用語としての意味は、ぐぐって下さい。

 けいならべは母音と子音が左右に分離しているタイプの行段系配列なので交互打鍵率も非常に高いのですが、けいならべで打っていて快適だと感じるのはとにかくアルペジオの方でした。
 交互打鍵の部分は、交互打鍵で打ちやすい半面、打鍵数が多いというデメリットも感じます。アルペジオにはそれがない。
 例えば「かいけい」([F][J][K][F][L][K])と「かたかな」([F][J][S][J][F][J][E][J])では、前者の方が圧倒的に打ちやすいと感じます。打鍵数自体も前者の方が少ないですが、それ以上の差を感じます。感覚的には、前者は4打鍵、後者は8打鍵です。

 アルペジオは交互打鍵より強い。これはけいならべをやってはっきり認識したことです。
[PR]
by koutarou_13 | 2006-07-29 23:48 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)
意外と慣れられない?
kouyの配列放浪記7:けいならべ6

 けいならべの機能上の問題も解決して、あとは慣れるだけということで練習を始めたのだけど……あれ? 意外と難しいぞ?

 配列自体は簡単に覚えることができるので、すぐにでもそこそこの速度で打てるのではないかと思っていたのですが、配列を覚えることと実際に打鍵するときに指が動くかどうかは別問題でした。

 目でキーを探す必要ないけれど、押すべきキーを思いつくまでに結構時間がかかる。一つのかなの行と段を思い浮かべるのが想像以上に難しいのです。
 例えば、「み」と打ちたいときにこんな思考をたどります。

「むーーーー」(「み」を途中まで言いかけている感じ)だから「ま行」だ。[ま行]は人差し指のの上段……と([R]を押す)。それから「みぃぃーー」だから「い段」で、[い]は中指ホーム……と([K])を押す」

 というように、一文字ごとにいちいち行段を考えないと指が動かない。特に「な行」と「ま行」と「ら行」で混乱します。「ね」が何行のかなか、「む」が何行なのか、瞬時に浮かばない。
 これだと1文字につき2回キーを押さなければいけないというのがかなり厳しい。これだったらかな系の配列で配列表を見てキーを探して打鍵している方が、探す回数が少なくて済む分まだ早いんじゃないかという気がするくらいです。
 『タイプウェル国語K』でレベルが出せない(レベルJより低い)という期間が1週間近くありました。これは飛鳥配列、星配列でも同じくらいでした。



 と言いつつも、やっているうちにだんだん打てるようになってきました。
 指も慣れてきたし、音を思い浮かべて、瞬時にその音が何行の何段であるか分かるようになったのが大きい。
 指が動くようになってくると、配列が単純なだけに忘れることもなく似たような運指を繰り返すので習熟も早く、みるみるうちに速度が上がってきました。(もっとも「みるみるうちに速度が上がった」のはけいならべに限りませんが)
 実際、「『タイプウェル国語K』でSJ以上、『タイプウェルFT』でE以上」が出せるまで、飛鳥配列では2ヶ月、星配列では1ヶ月半くらいかかりましたが、けいならべでは1ヶ月で達成しました。

 思うに「行段系は簡単だ」という感覚があったので、ちょっと甘く見ていたようです。
 規則的な行段系配列と不規則なかな系配列とでは、配列自体の覚えやすさは「10対0」というような大差なので、実際に習得できる時間も大差なのかと思っていました。
 しかし実際には、規則的な配置の行段系配列でも、指と頭が慣れるまでにある程度の時間が必要なようです。
 行段系配列はかな系配列に比べて覚えるのは簡単。ただし、行段系配列だからといって魔法のように初めからすぐにすらすら打てるということはない、ということです。
[PR]
by koutarou_13 | 2006-07-23 14:53 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)
菱とATOKとけいならべ
kouyの配列放浪記6:けいならべ5

 この前書いたとおり(「菱で1打鍵目が見えるけいならべ」)『菱』でけいならべを打ち始めたのだけど、どうにも困ったことが。

 『菱』はカナロックを掛けないと作動しないのだけど、『ATOK』だと英数モードにしてもIME offにしてもカナロックが自動では外れてくれず、英数モードやIME offなのに全角カタカナや半角カタカナが入力されてしまう([Shift]+[文字キー]のアルファベット入力は『菱』の機能でできる)。
 『MS-IME』なら英数モードにするだけでアルファベット入力になるのに。

 『窓使いの憂鬱』で[英数]を「カナロックon/off」+「英数入力on/off」にしたりいろいろ小細工してみたけど、どうもうまく動かない。

 下記のような挙動にしたいのだけど……。
かな入力モードひらがな入力
・かな入力モードの[Shift]押し半角アルファベット大文字入力
英数モード半角アルファベット小文字入力
IME off半角アルファベット小文字の直接入力

 そして、さんざん苦労した挙げ句、あることに気がついた。

 『ATOK』のプロパティ→「入力・変換」タブ→「入力補助」の「カナ入力時に自動的にカナロックを行う」をONにする。

 これで望み通りの挙動になった。

 なんだ、こんな単純なことだったのか(^_^;) 『ATOK 2005』を買ってからかな入力にしたことがなかったから(?)気がつかなかった。
 と言うわけで、こうすればうまく行きますよという報告でした。
[PR]
by koutarou_13 | 2006-07-20 23:16 | ●行段系配列けいならべ | Trackback | Comments(0)

▼日本語入力方法はローマ字入力とかな入力だけではない▼ローマ字入力とかな入力以外も普通のPCで簡単に使える▼というわけで新下駄配列で快適PCライフをめざすkouyのブログ
検索
最新のコメント
最新のトラックバック
新配列習得前覚え書き1(..
from 未来の記憶たち ~Futur..
3時間新下駄配列速習教材
from お泊まり恋愛詩
通勤通学用!新下駄配列5..
from お泊まり恋愛詩
13日間新下駄配列マスタ..
from お泊まり恋愛詩
追加配列仮公開中
from 姫踊子草の楽屋裏
配列関連厳選リンク集
【このブログのおすすめ記事】

【新下駄配列】
●新下駄配列を作りました
●新下駄配列 - Wikipedia
●新下駄配列ブックマーク(はてなブックマーク)
●13日間新下駄配列マスターコース
●ヘヴィのヘヴィなお部屋::新下駄の巨人(新下駄練習用画像セットなど)

【下駄配列】
●下駄配列って何だ?
●ニコニコ動画:下駄配列でタイプウェルに挑戦
●YouTube:下駄配列でタイプウェルに挑戦
●下駄配列ブックマーク(はてなブックマーク)

【けいならべ】
●けいならべ――ローマ字入力より簡単なローマ字入力――

【キーボード配列】
◆総合紹介ページ
●いろいろなカナ入力配列
●QWERTYだけじゃない。 キーボード配列と日本語入力法 - NAVER まとめ

〔親指シフト系〕
◆NICOLA(親指シフト)
●NICOLA 日本語入力コンソーシアム
●親指シフトウォッチ

〔新JIS、中指シフト系〕
◆新JIS配列
●新JIS配列
◆花配列
●花のくに
◆月配列系
●月-中指シフト新JIS配列(2-263式)
●とりあえず月配列とかのブログ(U8版)
●ぶな配列

〔ローマ字入力拡張系、行段系、Dvorak系〕
◆AZIK・ACT
●拡張ローマ字入力『AZIK』・『ACT』で快適な日本語入力を!
◆Dvorak
●DvorakJP

〔漢字直接入力系〕
●漢直ノート 出張版

【配列変更ソフト・キーカスタマイズソフトなど】
●キー入力入れ替えソフト姫踊子草情報頁
●DvorakJ
●やまぶき作ってます
●「のどか」のページ (『窓使いの憂鬱』の派生ソフト)(初心者向けガイド:繭使いの憂鬱
●『KeySwap for XP』(愛とゆりの部屋)
●『Change Key』(窓の杜ライブラリ)
●Karabiner
(Macのキーカスタマイズソフト)
●『まじかるキーボード』(arakisoftware)※配列図を表示するソフト

【キーカスタマイズ】
●俺的キーカスタマイズまとめ (当ブログ記事)
●Wisteria:キーボードを最適に
●分裂勘違い君劇場:思考の速度でパソコンを使う技術
●ejanの24/7:キー配置を変更する:その4
●こどものもうそうblog:1.5倍速く打てる「米光配列」
●enthumble(アンサンブル)

【タイピング】
●GANGAS(『タイプウェル』シリーズ)
●e-typing
●TypeLighter
●シャドールーム
●GROW LAND:タイピング講座
●新聞コラム・社説を打とう

【キーボード】
●ShopU - 親指シフトキーボード
●東プレ株式会社 - キーボード(Realforce)
●富士通専門店ACCESS
●猫のキーボードルーム:キーボード個別面談
●親指シフトの小部屋:親指シフト化に適しているかもしれないJISキーボード

【ワープロ速記、口述筆記】
●テープ起こし・音声起こしの総合情報サイトokoso
●新ワープロ速記法《Internet Archive》
●パソコン要約筆記鷹の爪。

【配列作成参考資料】
◆かなの出現頻度
●100万字日本語かなn-gramデータ
●10万字サンプルにおける文字の出現頻度。
●文字頻度表
●文字や文字の連なりの出現頻度調査結果
●【ローマ字,仮名,親指】新JIS配列キーボード 165
●かな出現頻度調査
◆かなの連なり頻度
●100万字日本語かなn-gramデータ
●10万字サンプルにおける 2-gram 頻度。
●文字や文字の連なりの出現頻度調査結果
●よろしければ配列について教えろ その2 248

【このブログのコメント、トラックバック機能についてなど】

リンク集の最終更新日:2015/12/13

あわせて読みたい
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧