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ローマ字入力の「ん」の入力でNとNNを使い分けるコツ
 2カ月ほど前からすべての入力をローマ字入力で入力するようにしています。(それ以前も共用パソコンではずっとローマ字入力です)
 ローマ字入力をやっているうちに、今まで苦手だった「ん」をNを1回押し入力できる場合と、NNと2回押す場合の使い分けができるようになってきました。(今まではN1回で入力できるかどうかにかかわらず、すべてNNで入力していました)
 そこで今回は、私が感じた「ん」の入力のコツを書いてみます。



 ローマ字入力で「ん」を入力するにはNNと2回押します(他の方法もありますが、ここでは取り上げません)。ただし、次にくる文字によってはNを1回押すだけで入力できる場合もあります。回数で言えばNだけで入力できることの方が多いので、「ん」をNで入力できればかなりの打鍵数削減になります。
 しかしNNで入力しなければならない場合もあるので、それを瞬時に察知できないと、かえって遅くなったり、ミスが増えたりします。

 「ん」をNNで入力しなければいけない場合は、具体的には次の3つです。

1.次の文字が母音の場合
例:「かんい」はkanni。kaniだと「かに」になってしまう。
2.次の文字がな行(な行の拗音も含む)の場合
例:「そんな」はsonnna。sonnaだと「そんあ」になってしまう。
例:「しんにゅう」はsinnnyuu。sinnyuuだと「しんゆう」になってしまう。
3.次の文字がや行の場合
例:「かんよう」はkannyou。kanyouだと「かにょう」になってしまう。

 特に2のパターンは、名詞の末尾「ん」+助詞「に」「の」や、形動名詞の末尾「ん」+「な」(例:安全な、大変な)で頻出します。
 IMEによっては自動的に補正してくれる場合もありますが、必ず補正してくれるわけではないので、やはり正しく入力することは重要です。

 上記の3パターン以外はNだけで入力できます(※)。次の文字が子音の場合だけでなく、句読点、数字、記号など何を入力しても自動的に「ん」に変わります。Nだけで変換した場合でも「ん」に変わります。

※本当は、上記の3パターン以外にもう一つ「確定直前の「ん」」というパターンもあります。しかしこれは頻度が低いですし(確定前に句読点や変換が挟まるだけで該当しなくなるので、普通に文章を打つときには出現しない)、感覚的にも上記3パターンとは少し異なるので、これは別にして考えることにします。



 しかし、これを知識として知っているだけでは、「ん」の入力でNとNNで使い分けることは難しいと思います。
 頭で理解しているだけでなく、このパターンが出てきたことを瞬時に判断して、指が勝手に動くようでないと実用的には使えません。

 私の場合、とりあえずは「ん」はすべてNで打ってみることにしました。Nだけで打てるかどうかなどは考えずに、どんどん「ん」=Nと考えてタイピングしていきます。
 もちろん、「ん」の入力でミスタイプが頻発します。これは仕方がありません。その都度[BackSpace]などで修正します。
 こうやって何度も「ん」の入力をミスしていると「このパターンのときはNNで打たないとミスタイプになるな」というのが音の感覚として分かってきます。

 そして、NNのパターンが感覚的に分かるようになったら、いよいよ実際に打ち分けながらタイピングしていきます。
 まず、基本的に「ん」はNであると考えて打ちます。これは今までと同じです。
 そして、NNのパターンが出てきたら、「ん」がNNになると考えるのではなく「ん」と次の文字の間にNが入ると考えて、「ん」の次の文字の間と次の文字をひとまとまりとして打ちます。

 感覚的なことなのでちょっと説明しにくいのですが、促音(「っ」のこと)を入力するときと同じと考えると分かりやすいかもしれません。
 例えばローマ字入力で「かって」と入力する場合、実際に打鍵するときは「か」「っ」「て」の3文字を入力するとは考えてないと思うんですよ。入力する文字は「か」「て」の2文字だけで、しかし「か」と「て」の間に何か入ることを感じ取って、「て」の入力のときにTを1回余計に打つ、という感じで打っていると思うんですよ。

 それと同じです。NNのパターンが来たら、次の文字を入力する前にNを1回余計に打つ。
 例えば「かんい」と入力する場合なら、入力する文字は「か」「ん」「い」の3文字で、「ん」と「い」の間に何か入ることを感じ取って、「い」の前にNを打つ、という感じです。

 この感覚が掴めるようになってから、今までできなかったNとNNの使い分けがだいぶできるようになってきました。



 ところで、NとNNを使い分けるのが最も難しいと思ったのが、次のフレーズです。

 「禁煙なんて簡単なことだ」

 これがローマ字入力でスッと入力できるようなら、NとNNの使い分けはマスターしたと言っていいんじゃないでしょうか。

※後日談:「ローマ字入力の「ん」の入力を練習するタイピング問題集」
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by koutarou_13 | 2006-10-28 23:27 | ●いつもどこかでローマ字入力 | Trackback | Comments(0)
キーの位置の覚え方
 新しい配列を覚えるのは大変だと思っている方が多いと思うのです。

 確かに、かな系の配列であれば新たに50~70程度の文字の位置を覚えなければなりませんし、慣れないうちはまったく指が動かず「いままで使っていた入力方法であればこんな文章はすぐに打てるのに」とイライラすることでしょう。
 私は新しい配列にチャレンジしたことが何度もあるので「慣れれば打てるようになる」ということは分かっているのですが、それでも初めてすぐのときは、いちいち「こんなんで本当に打てるようになるのかな?」と思ったものです。

 ところが、何度も新しい配列にチャレンジしていると、後になればなるほど配列を覚えるのが簡単になってきました。覚え方というか、文字の探し方にコツがあるのです。

 大体かな系の配列というのは、よく使う文字が打ちやすいように作られています。だから逆に言えば、打ちやすいキーにはよく使う文字があるということです。
 これは配列を覚えるときに強力なヒントになります。配置を思い出せない文字があって探すとき、配列図全体を見て探す必要はありません。出現頻度の高い文字であれば打ちやすいキーを探す、出現頻度の低い文字であれば打ちにくいキーを探すようにします。これでキーが分からない文字も効率よく探せます。
 ただし、どこが「打ちやすいキー」であるかは、配列によって変わります。だから、事前にその配列を眺めたり、配列作成者の書いた文章を読んだりして、その配列がどういう考え方に基づいて作られたのか把握しておくと覚えるのが楽になります。
 ちなみに下駄配列の場合ですと、まずシフト側より単打側が優先、同じシフト面の中ではホーム段>上段>下段の順で優先しています。([Q][Y][P][@]は除く)

 「よく使う文字と言っても、どの文字がよく使う文字なのか分からない」という方も多いかもしれません。どの文字が頻出なのかを覚えるのは大変です。
 しかし、心配いりません。これも簡単な判別方法があります。

 ズバリ、五十音表の前に出てくる文字ほど頻度が高い
 つまり、あ行から始まって、か行、さ行、た行あたりまでが頻出する文字ということです。
 細かいところは違いますが、配列を覚える手がかりとしてなら、これで十分役に立ちます。
 
 余裕がある方のためにもう少し詳しく書くと、次のようになります。

・あ行は、「い」「う」は断トツの頻出。他はそこそこ。
か行さ行た行はすべて頻出
・な行は「な」「に」「の」は頻出
・は行は「は」だけ頻出。
・ま行、や行、わ行は頻度低い。
・ら行は「り」「る」「れ」はそこそこ頻出。
「ん」は断トツの頻出。

※もっと詳しく知りたい方は、このブログの右の柱の下の方の「しおり」の「■配列作成参考資料>◆かなの出現頻度」のリンク先を見て下さい。

 出現頻度の高い文字を、何となくでもいいから把握してから練習をすると、出現頻度の高い文字が探しやすくなり、頻度が高いのですから自動的に繰り返し練習することになるので、出現頻度の高い文字は楽に覚えられます
 こうやって出現頻度の高い文字を覚えてしまうと、まだ覚えていない文字の量が減りますから、残りの文字を覚えるのも楽になります。

 配列を覚えるのにどれくらい時間がかかるのか。
 個人差があるでしょうが、私の経験でいえば、まず1週間、これで配列図を見る必要が無くなります。そして徐々にスピードが上がって1ヶ月、これで実用的には問題ないスピードになります。
 「新しい配列の学習を始めたら、元の配列は使わない方がよい」という話もありますが、今日書く必要のある文章なら、無理せず今まで使っていた配列で入力しても良いと思います。私はそうしていました。

※ここで書いた配列の覚え方が使えるのは、打ちやすさに配慮して作られた配列を覚える場合だけです。日本語の打ちやすさには配慮していないローマ字入力、文字の頻度と打ちやすさにあまり相関関係がないかな入力では、この覚え方は使えません。
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by koutarou_13 | 2006-10-10 00:44 | ●その他の日本語入力配列の話 | Trackback | Comments(0)
タイプウェル国語Rって不利じゃない?
 『タイプウェル国語R』をやっていて思うんですけど、『国語R』だと打つべきかなが表示されないのがきつくないですか?

 『国語K』をやっていたときは、ウインドウ下のかなが表示される部分しか見ていなかった。
 国語Rだとローマ字綴り漢字交じりのワードしか表示されない。ローマ字綴りの部分をを見ているとアルファベットを経由するという思考から抜け出せないので漢字交じりの部分を見ることになるのだけど、漢字が読めなかったり、読み方に迷うときがあるし、ミスタイプしたときにどこでミスしたのか分かりづらい。漢字のタイムが伸びていないのはこれが原因ではないか。(国語Kをやったときは、どの配列でも漢字は基本常用語と同等かそれ以上のタイムを出していた)
 かなが表示されないという時点で、国語Rはハンディがあるように思います。

 自分で考えた文章を(かな漢字変換で)タイピングするときに頭の中で思い浮かべるのは、ローマ字綴りでもなく漢字でもなく、かなだと思うんですよ。だとしたら、ローマ字入力の場合でもローマ字綴りではなくかなが表示された方が練習になるんじゃないでしょうか。

 現在の『タイプウェル国語R』の記録を貼っ付けておきます。純粋なローマ字入力の成績です。ローマ字カスタマイズはしていません。

e0002687_10182124.gif

 Professionalまではある程度集中して練習したら達成できたけれど、そこから先はなかなか。目標はGeniusだけど、まだラップタイムでもGenius相当のタイムは一度も出せていない。先は長い。
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by koutarou_13 | 2006-10-08 10:27 | ●タイプウェルに首っ丈 | Trackback | Comments(2)
ローマ字入力をどれくらいロールオーバーで打っているのか調べてみた
 最近ローマ字入力を使っているのです。
 理由は、いろんな配列をやってみたいというのが一点。『タイプウェル国語R』の記録をもっと伸ばしたいというのが一点。前に「専業でQWERTYローマ字入力をやっもっと伸びるのかな」というのを実際に試してみようというのが一点。その他もろもろ。

 それで、ローマ字入力を練習していて速度も少しは上がったのだけど、それでも『タイプウェル国語R』で総合レベルSIといったところで、下駄配列のGeniusにはほど遠い。『タイプウェルFT』の社説打ちでも下駄配列ならSJかAくらい出るけど、ローマ字入力ではDかEだし。こんなんで本当にGeniusに届くのかな?という感じがする。
 よく、「指がキーを叩く速さよりも、頭の中で文章を処理する速さの方が遅いから、打鍵数が少なくても文章をタイピングする速度は変わらない」という説を聞くけれど、私はこの説は信じられません。やっぱり打鍵数は直接速度に反映されると思う。大半のかなを2打鍵で入力するローマ字入力が、1打鍵でかなを入力できる方法と同じ速度が出せるというのは、私の感覚では「考えられない」です。

 私がそう思う理由を考えてみると、「ロールオーバーさせて打鍵することができない」のではないかというところに行き着くのです。
 そこで、私がローマ字入力をしているときに、ロールオーバーさせて打鍵しているのかどうか、調べてみることにしました。

 ここで、前回作った『菱』のQWERTYローマ字入力設定ファイルが登場します。『菱』には「記録を取る」という機能があって、『菱』を使ったキー入力を記録できます。これが押したキーはもちろんのこと、打鍵の間隔は1万分の1秒単位で記録、さらにキーを押し下げた時だけでなく、キーを離した時も記録されるスグレモノ。
 これを使えば、ロールオーバーで打鍵したかどうかはすぐに分かります。

 と言うわけでいつもの『タイプウェルFT』の社説打ちでちょっと記録を取ってみました。
 このときの成績はCPM(1分あたりの文字数)83.3、タイプウェルレベルD、という、最近のローマ字入力の社説打ちでは平均的な結果でした。

●2006.10.05社説打ちの『菱』ログ:2006.10.05yomiuri.log

 このファイルで「down」が2回続いている部分が、前に押したキーを押し下げたまま次のキーを打った、すなわちロールオーバーしたということになります。

 カウントしてみると、ロールオーバーで打鍵したかなは232文字、この文章の字数が1015字だから結構な割合ですね……。もっときれいに「down」と「up」が並ぶのかと思ったけれど、意外にロールオーバーで打ってるなあ。最近の練習で少しはロールオーバーで打てる割合が増えたと思うけど。下駄配列打つときとローマ字入力を打つときでは打ち方が違うということなのかしら? いずれにせよローマ字入力はもう少し続けてみるつもり。
 本当は下駄配列を打っているときにロールオーバーしているかどうかも調べたいのだけど、良い方法が見つからない。キーを離したタイミングも分かるキーロガーってありませんかね?

 以下はロールオーバーして打ったかな(またはローマ字綴りの一部)です。左の数字がロールオーパした回数。右がこの文章での出現数です。

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by koutarou_13 | 2006-10-07 01:27 | ●いつもどこかでローマ字入力 | Trackback | Comments(11)
菱でローマ字入力を実装
 『菱』でQWERTYローマ字入力を実装する定義ファイルを作ってみました。
 基本的に『MS-IME』のローマ字入力と同じように入力できるようにしてあります。

 できるだけ忠実にローマ字入力と同じ操作で入力できるようにしてあります。

 問題になりそうなのは、「っ」の入力方法、「ん」の入力方法、ローマ字綴りの途中で[BackSpace]で訂正した場合、でしょうか。

 「っ」は子音2文字目を入力したときに同じ子音のセクションにループさせるようにしてあります。これでOK。

 「ん」は、[N]の次の打鍵が、[N]なら「ん」で確定だし、[N]以外の子音なら「ん」を入力させた上でその子音のセクションに飛ばせば良い。
 ちゃんと[kani]は「かに」、[kanni]は「かんい」、[kannninn]は「かんにん」になります。
 [N]のみを入力して変換した場合も、例えば[スペース]を押した場合なら、[N]の次にスペースを押した場合は「ん」を入力させてスペースが押されたことにしてあります。
 ただし[スペース][変換][無変換]で変換した場合の場合のみです。[F6]などで変換した場合には対応できませんでした。

 [BackSpace]の挙動もできる限り普通のローマ字入力と同じようにしたい。普通のローマ字入力の場合は、ローマ字綴りの途中ではアルファベットが表示されていて、[BackSpace]を押すとそのアルファベットが消去される。『菱』の場合だとローマ字綴りの途中で何も表示されず、[BackSpace]を押すと何も入力しないで[BackSpace]を押したのと同じことになってしまう。
 そこで、設定ファイルの[1]以上の数字セクションの中に「{backspace}=」という行を入れることにしました。これならローマ字綴りの途中で[BackSpace]を押すと数字セクションの[0]に戻るので、普通のローマ字入力に近い挙動になります。
 さらに、3文字綴りの2文字目を入力した段階で[BackSpace]を押した場合は、1文字目を入力した段階の数字セクションに戻るようにしました。これで[K][Y][BackSpace][A]と押した場合も、「か」と入力されます。

 ただし、ミスタイプした場合は対応できませんでした。[K][S][BackSpace][A]と押しても「か」にはならない。ミスタイプの[S]を押した時点で最初の[K]はキャンセルされてしまい、[BackSpace]で[S]を取り消したことになるので、結局[A]だけが有効で「あ」と入力されます。
 ちなみに、何文字綴りのローマ字であっても、綴りの途中で[Shift]など無害のキーを押すとそれまでの入力がキャンセルされます。

 他にも設定数の都合や『菱』の機能上の都合で設定できなかった文字がいくつかあります。詳しくは設定ファイルを見てください。
 本当は今まで作った『菱』の設定ファイルと同じくシフト状態が見えるバージョンも作りたかったのだけど、「っ」や「ん」のときにうまく処理できないので諦めました。

 この設定ファイルでしばらく打ってみたけれど、特に不都合はない。かなりローマ字入力らしく動いてくれます。

●QWERTYローマ字『菱』用設定ファイル:QWERTY-romaji.hh

 で、このファイルがなんの役に立つかっつーと……次回に続く
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by koutarou_13 | 2006-10-05 22:39 | ●いつもどこかでローマ字入力 | Trackback | Comments(0)

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