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1万字のかなを入力する場合の打鍵数
 いくつかの配列について、キーごとの打鍵数を調べてみました。
 ここでは、「かなを1万字入力したら平均してそのキーを何回打鍵するか」という考え方で打鍵数を算出しました(そのかなの出現数×10000÷全体のかな出現数)。これならどれくらいそのキーを使うのかイメージしやすいし、サンプルを変えた場合でも比較できる。
 サンプルとなる文章は、ネット上やその他の文章を適当に集めた約100万字(※1)を、『Kanji2na』で漢字とカタカナをひらがなに直して、『morogram』で分析したものです。アルファベットや記号は〓に置き換えています(アルファベットや記号がいくつ連続しても〓は一つ)。
 分析結果の1-gram2-gramを置いておきます。

※1 その100万字データと、その作成方法:「100万字日本語かなn-gramデータ」

●ダウンロード:N-gram_1gram.txt
●ダウンロード:N-gram_2gram.txt

※わかりやすい『Kanji2na』の使い方:
『漢直ノート』「Kanji2na」
※わかりやすい『morogram』の使い方:
『漢直ノート』「morogramの使い方」
「N-gramモデルを利用したテキスト分析 ―実際にmorogramを使ってみよう―」


 「かな1万字」の数え方は、「濁点・半濁点は0文字」「小書きのかなは1文字」「句読点は1文字」「句読点以外の記号、数字、アルファベットなどは0文字」としました。

 調べた打鍵数を画像にしたんですが、このブログだと画像が見にくいので、下記のリンク先のページにもアップしました。たぶん、こちらのページの方が見やすいです。ついでに(結構主観的な)一言コメントもいれました。
■1万字のかなを入力する場合の打鍵数

●ローマ字入力
e0002687_22574996.gif

●けいならべ
e0002687_218327.gif

●JISかな入力
e0002687_2165353.gif

●新JISかな入力
e0002687_325996.gif

●月配列2-263式
e0002687_2172146.gif

●NICOLA
e0002687_217357.gif
●小梅配列1.3.0版
e0002687_2174834.gif

●下駄配列
e0002687_2162122.gif

 表の見方は、だいたい見た目で分かりますよね?
 表の右下の数値は、上がシフトを0打鍵と数えた場合の総打鍵数、下がシフトを1打鍵と数えた場合の総打鍵数です。ただし、ローマ字入力や月配列のように、シフトの打鍵のタイミングが文字キーの打鍵と変わらないものについては、シフトを1打鍵と数えた数値のみを出しています。
 キーの色は、200打鍵以上が黄、400打鍵以上がだいだい色、600打鍵以上が赤です。おおざっぱな分類ですし、600以上が全部赤なので、色だけじゃなくて数字も見て下さい

※表示されている数値は小数点以下の位を四捨五入した整数ですが、実態は小数点以下の位も保持しています。したがって、各キーなどに表示されている数を単純に足し合わせても、表の合計欄の数と同じにならない可能性があります。(2012/01/26追記)

 人によって使用するキーや指が異なりそうな部分は、以下の方法で数えました。

 ローマ字入力で使うキーについて。
・複数のローマ字つづりがあるものは、「ローマ字綴り対決」で、取り上げているものはその通りに。それ以外は打鍵数が少なくなるように入力。
・「っ」は次に子音(n以外)が来る場合はその子音で入力。その他は単独で入力。(ただし、「っ」の次に「っ」が来る場合は、最初の「っ」は単独で入力したと見なす)
・「ん」は次にあ行、な行、や行が来る場合は[N][N]で入力。それ以外は[N]で入力。

 外来音が小書きのかな後付け以外の方法でも入力できる配列では、「うぃ」「うぇ」「うぉ」「しぇ」「じぇ」「ちぇ」「てぃ」「でぃ」「ふぁ」「ふぃ」「ふぇ」「ふぉ」の12音はその方法で入力。その他は小書きのかな後付けで入力。

 左右のシフトどちらを使っても同じ文字を入力できる場合は、文字キーを押した手とは反対の手を使ってシフトを押す。

 最上段キーと右端キーの担当指について。
・左手:[1]は小指、[2]は薬指、[3]は中指、[4][5][6]は人さし指。
・右手:[7][8]は人さし指、[9]は中指、[0]は薬指、[-][P][;][/]とそれより右のキーは小指。



 今回の画像を作るために、『OpenOffice.org Calc』で作った表計算ファイルを置いておきます。今回画像を作った配列以外の配列のデータも入っています。
 一応、他のサンプルで調べたり、他の配列の打鍵数も調べることもできるように作りました。
e0002687_2257296.gif

 シートXの、H列がかなの出現数、I列が拗音調整したかなの出現数です。
 「拗音調整」というのは、ここでは、「きょ」の出現数を数える代わりに、「き」と「ょ」の出現数から「きょ」の出現数を引く、というような意味です。ローマ字入力や下駄配列のように、拗音の入力方法が小書きのかな後付け以外もある配列では、拗音調整した方の出現数を使います。
 B列とC列が、全体のかな数が1万字だった場合の各かなの出現数です。
 H列を入力すると、I列、B列、C列は表計算ソフトの方で計算されます。

 シートYは、拗音や、ローマ字入力の「っ」と「ん」での入力キーを数えるためのシートです。小書きのかなに対する各拗音の割合や、「っ」や「ん」の次に出現するかなの割合を計算します。(拗音調整後のかな数(シートXのI列)は、これを使って算出されます)
 これを入力するには2-gramのデータが必要です(「っc」は3-gramも必要)。データがない場合は、「最初から入力してある割合と同じ」ということにして、省略することもできるようになっています。(もちろん、正確さは減少します)

 そして、配列のシートの右側の方にある配列図を入力すると、各キーの打鍵数が算出されるようになっています。
 ……が、実際には調整しなければ部分がある場合が多いので、適宜入力して下さい。
 濁点や半濁点の担当キーは、そのキーのセルの計算式に「濁点」「半濁点」と入力すると濁点、半濁点の打鍵数が加算されます。(「名前の指定」([Ctrl]+[F3])を使用)

●ダウンロード:keycount.ods
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by koutarou_13 | 2008-05-09 23:39 | ●その他の日本語入力配列の話 | Trackback(1) | Comments(0)
かなの出現頻度の話がエキサイトニュースで
「「あいうえおかきくけこ……」一番使われているひらがなはどれ?」(『エキサイトニュース』)

 エキサイトニュースの記事ではベスト10とワースト4しか載ってませんが、全順位が載っている調査もあります。例えばこれ。

「10万字サンプルにおける文字の出現頻度。」(『Weblog 61℃』)

 他にも、類似の調査で、Web上で見られるものがいくつかあります。このブログの「しおり(リンク集)」の【配列作成参考資料】からリンクしています。(右側の柱の一番下にあります)

 しかし、かえでさんのところかなの出現頻度のアンケートをやってたばかりでこの記事とは、なんというタイムリーさ。

 この調査結果の印象。たった1万字の統計だから偏りもあると思うけれど、そのわりには感じが出ていると思います。この程度の文字数でも、上位はしっかり上位に来るな、と。「ぬ」もきちんと最下位だし。
 しかし、いくつかサンプル数が少ない影響も感じられます。「う」がベスト4落ちというのが驚き。ベスト4ははだいたいの調査で「い」「う」「ん」「し」になっているものですが。あと「つ」が多い。(「っ」も含むのなら、このくらいの順位も当然でした) 新聞記事という特徴もあるのかもしれません。
 「ー」はこの調査では最下位層ですが、「ー」の出現数はカタカナ語が出てくるかどうかにものすごく左右されます。たぶんサンプル文章中にカタカナ語が少なかったんでしょう。

 今でこそかなの出現頻度は把握している私ですが(日本語入力配列の作成なんてことをやっていると自然に覚えてしまう)、日本語入力配列に興味を持つまでは、まったく知りませんでした。意識したことも少なかったし、何となくの印象も見当外れ。
 JISかな入力を使っていたので、JISかな入力で打ちやすいキーが出現率が高いと思っていました。だから「し」「は」「く」「の」あたりがトップかなあ、と。「う」や「ん」が多いとは思わなかった。
 なんとなく行別に固まって配置されている(「あ」「い」「う」「え」「お」は左手側の上の方にある、とか)のは偶然だと思っていました。

 エキサイトニュースにトラバしてい記事を読んでも、「言われてみればそうかもしれないけど……」「他の文字の方が多いと思ってた」という感じの感想が多いようで、やっぱり印象と実態が食い違ってるようです。
 しかし、実態を知っていようがいまいが、多く出てくる文字が楽に打て方がいいのは間違いないはず。携帯電話用の、出現頻度の実態に基づいた配列、あってもいいんじゃないでしょうかね。
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by koutarou_13 | 2007-05-29 22:43 | ●その他の日本語入力配列の話 | Trackback | Comments(3)
JISかな入力でアルファベットを入力する方法
 JISかな入力でアルファベットを入力する方法があまり知られていないんじゃないかという気がするので、私なりに説明を書いてみます。
 IMEが『MS-IME』の場合の方法です。(『ATOK』でもほとんど同じです。)

1.[英数]を押して入力モードを切り替える

 [英数]を押すとごとに、入力モードが「ひらがなモード」と「英数モード」に切り替わります(機能名は「かな英数」)。
 したがって、アルファベットを入力する場合は、[英数]を押して「英数モード」にして、アルファベットを入力して、再び[英数]を押して「ひらがなモード」に戻す、ということになります。

 なお、「英数モード」にしたときに、「全角英数モード」になるか「半角英数モード」になるかは、前回の英数の変換結果、またはMS-IMEのプロパティの「オートコレクト」タブの下半分「全角/半角」の設定によります。
e0002687_19434985.gif


2.[F9][F10]で変換する

 [F9]または[F10]を押すと、入力したキーのアルファベットに変換されます(機能名は「全角英数」「半角英数」)。[F9]で全角の英数に、[F10]で半角の英数に変換されます。
 例えば「abc」と入力したい場合なら、入力モードはそのままで[A][B][C]とキーを押します。画面には「ちこそ」と表示されます。ここで[F9]を押すと「ちこそ」が「abc」に変換されます。
e0002687_2141412.gif
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 [F9][F10]を押すたびに「全部小文字(「abc」)→全部大文字(「ABC」)→先頭のみ大文字(「Abc」)」に順次変換されます。

 ちなみに[Ctrl]+[P]、[Ctrl]+[T]でも同じです。

3.カタカナ語英語辞書を利用して変換する

 メジャーな英単語なら、カナ読みで入力して変換すれば、だいたいアルファベットに変換できます。
 例えば「table」と入力したい場合なら、かな読みで「てーぶる」と入力して変換すれば「table」という変換候補が挙がってきます。
 ただし、MS-IMEのプロパティの「辞書/学習」タブの下半分の「システム辞書」の設定で、『Microsoft IME カタカナ語英語辞書』にチェックが入っていないと使えません。
e0002687_2145665.gif

※わかりやすい説明:『デジタルARENAMS』「IMEを英語辞書として使う」

 綴りがうろ覚えの英単語でも正確に入力できるので非常に便利です。私は多用しています。(*1



 ローマ字入力がかな入力に比べて良い点として、「アルファベットの入力が楽」というのが挙げられることがあります。
 しかし、ローマ字入力でも、子音のアルファベットだけを入力するなら確かに楽に入力できますが、「a、i、u、e、o、n」が絡むと自動的にひらがなになってしまうので、変換操作などが必要になります。そうでなくても、全角や半角、大文字や小文字を思い通りにしようとすると、変換操作が必要になることが多いです。
 [Shift]を押しながら文字キーを押せば大文字のアルファベットは確実に入力できますが、[Shift]はそれほど押しやすいキーではありません。ローマ字入力でも1と同じ方法でアルファベットを入力することもよくあります。
 2や3の方法で入力する場合は、ローマ字入力もかな入力も同じです。

 アルファベットの入力のしやすさは、ローマ字入力もかな入力もほとんど変わらないと思います。
 


*1 と、思っていたら思わぬ落とし穴が……。
今年、プロ野球で優勝した北海道日本ハムファイターズのクローザー名前は「MICHEAL」だったんですね。つい最近まで何の疑いもなく「マイケル」から「MICHAEL」に変換してました。まいった。
※参考資料:『Wikipedia』「マイケル中村」

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by koutarou_13 | 2006-12-14 20:09 | ●素敵なATOK(IME関連) | Trackback | Comments(0)
新しい配列を始めるにあたって不安に「思わなかった」事
 前回の記事「なぜ私は配列を変え「なかった」のか?」に関連する話で、もう一つ。

 前回、私が配列を変えなかった理由は「知らなかった」からだと書きました。では、親指シフト(NICOLA)が今使っているパソコンとキーボードでできると知ってから、実際にNICOLAを使い始めるまでに障壁となることは無かったのか?
 はい、無かったです。当時の様子は以前の記事「親指シフトの高揚と挫折」に書きましたが、実際、知ってからNICOLAを始めるまではすぐでした。不安に思うことがなかったというわけではないけれど、それは使ってみてから判断しようという感じでした。
 私がNICOLAを始めるにあたって不安に「思わなかった」事を書いてみます。

●覚えるのに時間がかかる
 一生使えるものなのだから、覚えるのに多少時間はかかっても十分元は取れると思いました。

●練習期間中の入力能力が激減する
 どうしても必要ならその時だけJISかな入力なりローマ字入力なりに戻せば済むことだと思いました。

●キートップにかなが書かれていないのは困る
 これはNICOLA始めてからもしばらく思ってました。シールに手書きしてキーボードに貼るのではきれいに仕上がりそうにないし、NICOLAキートップシールでもないかなといろいろ探した覚えが。
 結局、『日本語入力コンソーシアム』のページにあった画像をプリントアウトしてディスプレイの下に貼り付けておくことで代用。そのうち配列を覚えてしまったので必要なくなりました。

●自分のパソコン以外では使えない
 当時すでに「自分のパソコンではJISかな入力、ほかではローマ字入力」という使い分けをしていたので、自分のパソコン以外では引き続きローマ字入力を使うというだけのことでした。これは今でもそうです。

●ローマ字入力と併用できないのではないか
 前項で書いたとおり、当時すでにJISかな入力とローマ字入力を併用していたので問題ありませんでした。

●将来にわたって使用できるかどうか
 当面は『親指ひゅんQ』で行けるはずですし、これだけパソコン+インターネットが広まった世の中で、ソフト的な実装手段ががまったくなくなるということは無いと思いました。

●どの配列がいいのか迷う
 最初に配列を変えた段階では、まだ親指シフト(NICOLA)しか知りませんでしたので、迷う余地がありませんでした。
 その後、NICOLAにするか月配列にするかは迷った時期もありましたが、「どれを選んでもJISかな入力やローマ字入力より良いはずだ」と思っていたので、JISかな入力でもローマ字入力でもない配列を使うこと自体に迷いはありませんでした。

 こう見ると、ローマ字入力とJISかな入力を両方できたというのが結構大きいようですね。複数の配列を使えるということが実感できていると心理的バリアがずいぶん薄くなるのかも知れません。
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by koutarou_13 | 2006-04-27 21:58 | ●その他の日本語入力配列の話 | Trackback(1) | Comments(3)
なぜ私は配列を変え「なかった」のか?
 kouyにもマイナー配列が広まって欲しいという気持ちはあります。
 マイナー配列が広まるためには、現在QWERTYローマ字入力やJISかな入力を使っている人に他の配列を使ってもらう必要があります。どうすれば新しい配列を試してもらえるのか?
 私は今でこそ下駄配列なんてマイナー配列を使用していますが、その前にはQWERTYローマ字入力やJISかな入力を使っていた時代もあったわけですよ。(メインではJISかな入力を使用。QWERTYローマ字入力は今でも使っている)
 その時代にどうして他の配列を使わなかったのかを考えればヒントになるかも知れない。というわけで考えてみました。

●他の配列があることを知らなかった
 1990年ごろからワープロ専用機は使ってましたが、QWERTYローマ字入力とJISかな入力以外の配列はほとんと知りませんでした。
 親指シフト(NICOLA)はかろうじて知っていたけれど、それだけ。新JIS配列も知らなかった。新JIS配列の存在を知ったのはネットで親指シフトのことをあれこれ調べるようになってからです。ワープロは何台かメインで使った機種がありますが、新JIS配列が搭載されたものなんて見たことありません。私が気がつかなかっただけかもしれませんが。
 もし当時新JIS配列を知っていれば、そして自分のワープロに新JIS配列が搭載されていれば、新JIS配列は使っていた可能性が高いと思います。

●使用環境をそろえることが無理だった
 当時も親指シフト(NICOLA)のことは知っていて、「コンテストで上位独占」なんて逸話も耳にしていましたが、実際に親指シフトを使おうとは思いませんでした。
 理由は、自分のワープロが親指シフトではなかったから。親指シフトに触ったこともないのに、そのためにウン万円もするワープロを買い換えるなんてあり得ない選択でした。
 2000年代に入ってパソコン+インターネット時代になっても、最初に買ったパソコンに付属していたキーボードは当然普通の109キーボードでしたので、それで親指シフトができるなんて思いもしませんでした。

 まとめると「知らなかった」の一言に尽きます。ローマ字入力とかな入力以外にもいろいろな日本語入力方法がある。ワープロでは難しかったが、パソコンでは今使っているパソコンとキーボードでいろいろな日本語入力方法を実際に使用することができる。これに気がついてからはさっそく親指シフトを試し、月配列も試し、ついには配列を自作してしまったのは「kouyの日本語入力変遷記」に書いたとおり。

 というわけで、マイナー配列を普及するには、マイナー配列が存在するということを知ってもらうことが第一というか、それがすべてではないかと思っています。知っていればやってみたいと思う人は多いと思うんですよ。
 このブログの右枠にずっと載せている「▼日本語入力の方法はローマ字とかなだけではない。▼ローマ字とかな以外の入力方法も普通のPCで簡単に使える。」という文も、このことを伝えたくて載せています。結局の所、このブログで言いたいことは、これがすべてなのです。
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by koutarou_13 | 2006-04-23 20:16 | ●いつもどこかでローマ字入力 | Trackback | Comments(3)
下駄配列ver.1.03を解析
 下駄配列ver.1.03は、私としては満足して使っているのですが、客観的に見てどうなのよ? というのは当然気になるわけです。
 そこで、『みかログ』「配列の評価方法とツール」を使って下駄配列を分析してみました。分かりやすく、使いやすく、面白いツールを提供して下さっているみかげさんに感謝。

 解析するテキストは「キーボードによるかな入力効率の比較」に置いてある「日本国憲法前文」と「めくらぶどうと虹」を合わせたものにしました。

 比較対象も無いと結果が良いのか悪いのか分からないので、同じテキストで「JISかな」「月配列2-263」「月配列U8」「NICOLA」「飛鳥配列21-180」「姫踊子草配列六版六案」も解析してみました。

 で、結果は以下の通り。
●下駄配列ver.1.03解析結果
●解析詳細付き(168KB)

■キータイプ数、移動数
 わーい、移動数が一番少ない! キータイプ数もJISかなの次に少ない! 1モーラ1動作の面目躍如。
 ここは「頻出する文字は1打鍵、頻度の低い文字は2打鍵」という月配列の長所と、拗音もほとんど一動作で打てるという下駄配列の試みがうまく噛み合っていると思う。

■右手と左手のバランス
 飛鳥配列の右手重視が際立っている他はたいした違いはない。右手はマウスとかテンキーで酷使するので、日本語入力で特に右手を多く使う必要は無いような気がする。しかし、もう少し右手を使ってもいいかもしれない。

■指のバランス
 右手小指が少ない。ただし、下駄配列ver.1.03では右手ホーム段小指のひとつ右を[BackSpace]にすることを想定してるので、実際に右手小指がキーを叩く回数はそれほど少なくないはず。まあ問題は無いと思う。

■上中下段のバランス
 あれ? なんでこんなに上段が少ないんだろう? 上段の配列は月配列U8版とそんなに変わってないと思うけど。「か」を移動させた影響?
 下段がやや多いのは、拗音シフトで人差し指下段を多用するためか?

■左右交互打鍵の多さ
 ……は解析結果が実際の打鍵感覚と合わないよう思う。例えば「あお」([FK][DJ])は、このスクリプトでは左右交互2、左左1、右右0と弾き出される。実際の打鍵感覚は左右交互0、左左1、右右1だと思う。
 同列同指ってなんでしょう?

■同指違鍵、同手跳躍
 同指違鍵は意外と(^_^;そうでもなかったが、やっぱり同手跳躍は多い。これ自分で打っててそう思ってた。せっかくホーム段を全部使えるんだから、ここは何とかしないといけない。

 これで下駄配列の改良の方向性が見えてきましたね。打ちにくい運指、特に同手跳躍をいかに少なくするかが課題。
 あと、下駄配列とは関係ないけど、JISかなのキータイプ数の少なさは結構すごいと思った。作り込んだ4段配列こそ最強というのは、十分ありえるのではないでしょうか。
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by koutarou_13 | 2005-07-17 17:23 | ●下駄配列で万事快調 | Trackback(2) | Comments(5)
なんでみんなローマ字?
 昨日の記事で……

 昔はかな入力とローマ字のどちらを選択するかは初心者がいきなり直面する運命の選択だったという印象があるのだけど。勘違いですかね?

 と書いたのだけど、たまたま昨日見たサイトでこんなのが。

ワープロ専用機の時代には、ローマ字入力派とかな入力派とが拮抗していた記憶がありますが、最近はローマ字入力派の方が圧倒的に多い印象があります。
『インストラクターのネタ帳』「突然カナ入力に」

 昔はかな入力も多かったというのは勘違いではなかったようです。

 それにしても、いつの間に、どうしてこんなにローマ字入力が主流になっちゃったんでしょう? みんながみんなローマ字を使うほど使い勝手に差があるとは思えないのですけど。
 そもそも、どちらのほうが良い悪いという以前に、まずキーボードをぱっと見て、キートップに書いてあるひらがなで打つのが自然だとは思わないですか?
 入門書にローマ字が良いと書いてあったから? 『MS-IME』の初期設定がローマ字だから? それとも、やっぱりローマ字とJISかなを比較してローマ字の方が良いと思ったから?
 JISかなとローマ字の比較なら、もっとJISかなが使われてもいいと思うのです。
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by koutarou_13 | 2005-06-13 21:04 | ●いつもどこかでローマ字入力 | Trackback | Comments(0)
かな入力に何の疑問も持っていなかった頃
日本語入力変遷記1
2003年以前:かな入力に何の疑問も持っていなかった頃
――「JISかな」「QWERTYローマ字」の一長一短

 私はもともと「かな入力」を使っていた。ローマ字入力にしなかった理由は、たしか、初めてキーボードに触れた当時、ローマ字が良く分からなかったというものだったと思う。キートップにひらがなが書いてあるのだから、それにしたがって入力するのが当然と思い込んでいたためかも知れない。
 そして、かな入力の1字1打鍵というのは大きなメリットだと感じ、その後もローマ字入力に変える気はまったく起こらなかった。

 それでずっとやってきたのだが、いつの間にか世間ではローマ字入力が大勢を占めるようになっていた。昔はかな入力とローマ字のどちらを選択するかは初心者がいきなり直面する運命の選択だったという印象があるのだけど。勘違いですかね?
 それでも自分が使うのだから他人がどうしようと関係ないと思っていたのだが、実際に困るのが、他人と共用のパソコンを使うとき。ローマ字入力しか使わない人は入力モードの切り替え方も知らなかったりするので、自分がかな入力にしたままにしておくとトラブルになる。でも入力モードを戻すのなんてよく忘れるし、いちいち戻すのもメンドクセ。
 と言うわけで、共用パソコンを使うときはローマ字入力を使うようになった。アルファベットの配列は覚えていたので、最初からまあそこそこは打てた。

 ローマ字入力は1字に2打鍵かかる文字が多い点と、キーの配列が合理的でない点で優れた入力方式とは思えなかったが、良い点もあった
 ローマ字入力の良いところは、使うキーの範囲が狭いことだ。ホーム段、上段、下段の指が届きやすい範囲ですべて入力できるので、タッチタイプがやりやすい。そうなるとキーを叩くスピードも自然と上がり、入力速度もかな入力と比べて遜色ないレベルは無理なく行けるだろう。

 これは、逆に言えば、かな入力の欠点に気が付いたということでもある。
 かな入力は使うキーの範囲が広すぎる。特に最上段と右手小指を多用しすぎる。そんなに多数のキーを使うくせに[Shift]も使用し、「っ」「ょ」や句読点など良く使う文字がシフト側にある。濁点、半濁点が後入力なのは仕方ないとしても、多用するのにへんぴな場所にある。
 などなど、今まで比較対象が無かったので気が付かなかった欠点が、色々気になるようになってきた。

 とは言え、ローマ字入力はローマ字入力で前述の欠点があるわけで、かな入力を捨ててローマ字入力に移行する気にはまったくならない。さて、どうしたものか。
 ……そう言えば、昔、親指シフトという入力方式が良いという話を聞いたことがあった。今でもあるのだろうか。親指シフト用のキーボードなんて最近まったく見かけないが。まあ昔もそんなに見かけた訳じゃないけど。
 とりあえず、どんなものか情報くらい集めてみるか。

 さっそく『Google』の検索窓に「親指シフト」と入力して[Enter]

 これが最適な日本語入力を求める長い道のりのはじまりとなった。
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by koutarou_13 | 2005-06-12 22:17 | ●kouyの日本語入力変遷記 | Trackback | Comments(0)
はじめましてこんばんは
 はじめまして、kouyと申します。よろしくお願いします。

 このブログは、日本語入力の方法について、kouyが思ったり、考えたり、やってみたりしたことを書くものです。

 当面は、kouyの日本語入力の変遷を書こうと思っています。

 ローマ字入力も、かな入力もいまいちピンとこない、と思っている方には参考になるかもしれません。
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by koutarou_13 | 2005-06-12 20:55 | ●その他の話 | Trackback | Comments(0)

▼日本語入力方法はローマ字入力とかな入力だけではない▼ローマ字入力とかな入力以外も普通のPCで簡単に使える▼というわけで新下駄配列で快適PCライフをめざすkouyのブログ
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【キーボード配列】
◆総合紹介ページ
●いろいろなカナ入力配列
●QWERTYだけじゃない。 キーボード配列と日本語入力法 - NAVER まとめ

〔親指シフト系〕
◆NICOLA(親指シフト)
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〔漢字直接入力系〕
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【配列変更ソフト・キーカスタマイズソフトなど】
●キー入力入れ替えソフト姫踊子草情報頁
●DvorakJ
●やまぶき作ってます
●「のどか」のページ (『窓使いの憂鬱』の派生ソフト)(初心者向けガイド:繭使いの憂鬱
●『KeySwap for XP』(愛とゆりの部屋)
●『Change Key』(窓の杜ライブラリ)
●Karabiner
(Macのキーカスタマイズソフト)
●『まじかるキーボード』(arakisoftware)※配列図を表示するソフト

【キーカスタマイズ】
●俺的キーカスタマイズまとめ (当ブログ記事)
●Wisteria:キーボードを最適に
●分裂勘違い君劇場:思考の速度でパソコンを使う技術
●ejanの24/7:キー配置を変更する:その4
●こどものもうそうblog:1.5倍速く打てる「米光配列」
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【タイピング】
●GANGAS(『タイプウェル』シリーズ)
●e-typing
●TypeLighter
●シャドールーム
●GROW LAND:タイピング講座
●新聞コラム・社説を打とう

【キーボード】
●ShopU - 親指シフトキーボード
●東プレ株式会社 - キーボード(Realforce)
●富士通専門店ACCESS
●猫のキーボードルーム:キーボード個別面談
●親指シフトの小部屋:親指シフト化に適しているかもしれないJISキーボード

【ワープロ速記、口述筆記】
●テープ起こし・音声起こしの総合情報サイトokoso
●新ワープロ速記法《Internet Archive》
●パソコン要約筆記鷹の爪。

【配列作成参考資料】
◆かなの出現頻度
●100万字日本語かなn-gramデータ
●10万字サンプルにおける文字の出現頻度。
●文字頻度表
●文字や文字の連なりの出現頻度調査結果
●【ローマ字,仮名,親指】新JIS配列キーボード 165
●かな出現頻度調査
◆かなの連なり頻度
●100万字日本語かなn-gramデータ
●10万字サンプルにおける 2-gram 頻度。
●文字や文字の連なりの出現頻度調査結果
●よろしければ配列について教えろ その2 248

【このブログのコメント、トラックバック機能についてなど】

リンク集の最終更新日:2015/12/13

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