のどかで配列変更する場合でも、ATOKの省入力変換を使えるようになった
これは、『のどか』でかな入力配列を変更する場合には、嬉しい機能です。
今まで『のどか』では、IMEがONかOFFかを検出することはできましたが、IMEの入力モードの状態を検出することはできませんでした。
したがって『のどか』でかな入力配列を変更した場合は、IME ONのまま英数モードにしても、(かな入力用に)配列を変更した状態のままになってしまいました。当然、まともに入力することはできません。
結局、IMEのモード変更で英数文字を入力するには、IMEをOFFにするしかありませんでした。
日本語入力であることを示すモディファイヤIJ-を使えば、IMEをOFFにしなくても、英数モードにすれば配列を変更した状態を解除することができます。
これならIME OFFにしなくて済むので、英数モードでもIMEの機能――例えば、『ATOK』の省入力変換や『Google 日本語入力』のサジェスト――を使うことができます。
とりあえず、「窓使いの憂鬱で「シフト専用文字キー同時打鍵システム」」で作った【月配列2-263式の同時打鍵化:『窓使いの憂鬱』用設定ファイル】でやってみました。154行目のIL-をIJ-に書き換えるだけでOK。期待通り、IME ONの半角英数モードで、アルファベットをきちんと入力することができました。