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[BackSpace]をどうする?

 機能キーの位置をカスタマイズしようと思い立ったときに、一番移動したいと思ったキーは[BackSpace]だった。デフォルトの[BackSpace]は場所がへんぴすぎる。[Ctrl]+[H]でいいじゃないかというつもりなのかもしれないが、小指シフトというのはそれはそれで問題あると思うし、『メモ帳』で[Ctrl]+[H]を押すと置換ウィンドウが開いてしまったりするのがぼけなす。

 私の場合、カスタマイズしようとする以前から、NICOLAの[:](右手小指ホームの一つ右)をBackSpaceにするという配置が気に入っていたので、NICOLAから離れた後でもこの配置を踏襲していた。
 今思うと小指の外側という配置はどうなのかという気もするのだが、不思議とこの[BackSpace]のせいで右手小指がつらいと思ったことはない。連打しても何ともない。慣れの問題ですかね?

 問題は、[:]をBackSpaceにしてしまうと、普通に文字を打つキーが減ってしまうこと。やはりシフトよりは単打の方が打ちやすいので、貴重な表面が機能キーに占領されてしまうのは痛い。最近の事情で言えば、[:]に長音記号を置きたいというのもある。

 [無変換]をBackSpaceにするというのも『Wisteria』「キーボードを最適に>基本方針」の影響で以前からやってみたかった配置だった。
 で、実際にやってみた。確かに[無変換]BackSpaceの操作性は素晴らしく、他の問題がなければ文句なくこの配置を使いたいところだ。

 しかし私の場合、他の問題があった。[無変換][ひらがな]を[←][→]に置き換えていることだ。この親指左右カーソルがなかなか快適で、あっさり手放すことができない。[Ctrl]+[I][K][J][L]あたりで[↑][↓][←][→]というのも試したが、何かのキーを押しながらカーソル移動というのはあまり操作性が良くなく、親指単打で左右移動できる方がはるかに快適という感想だった。
 [無変換]を[BackSpace]にしてしまうと、当然[無変換]の[←]が置けなくなってしまう。

 親指左右カーソルを残したまま[無変換]を[BackSpace]にしたくて、[左Alt]を[←]にするというのもやってみたが(*1)、これはとても満足できる操作感は得られなかった。[左Alt]は左手親指で押すにはややつらい位置にあるし、何より、[スペース]においた親指が[BackSpace](元[無変換])を飛び越えて[←](元[左Alt])を押しに行くという動作がとてつもなくつらい。親指が2つ隣のキーを押しに行くというのはかなり無理があると思った。

 [無変換]BackSpaceと、親指左右カーソルのどちらを取るかと言ったら、[:]BackSpaceに直接の不満がない以上、親指左右カーソルの方を取るに決まっている。
 というわけで、下駄配列ではいまだに[:]を[BackSpace]にしている。親指左右カーソルに変わる画期的な方法が見つからない限り、この[BackSpace]は移動しそうにない。

*1 [左Alt]をつぶすのはそれはそれで問題がある。私はショートカットキー(ショートカットを右クリック→プロパティで設定できるやつ)をほとんど[Ctrl]+[Alt]+[何か]に割り当てているので、[Alt]はよく使うのだ([Alt]+[Tab]もよく使う)。そこで、[左Alt]隣の[左Win]に移動することにする。
 そして、その[左Win]もスタートメニューを開くのと、[Win]+[D]でデスクトップを表示するのに良く使う。そこで、これを元[Esc]に移動する。
 そしてそして、それまで元[Esc]に割り当てていたのは[Application]だが、これもキーボードで操作しているときに時々使う。これを[Insert]に割り当てる。
 と、玉突き的に多くの機能キーを移動させることになった。
 この玉突き移動を嫌って、[ひらがな]を[←]、[右Alt]を[→]にするという配置も試してみたのだが、これも同様の理由でイマイチだった([Enter](元[変換])から[→](元[右Alt])が親指の飛び越え移動になる)

by koutarou_13 | 2005-07-07 17:01 | ●のどかor窓使いの憂鬱な生活

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