新下駄配列で1万字入力する場合の打鍵数

使用率が高いキーは、ホームポジションの人差し指・中指・薬指の6キー。特に[S][D][K][L]の4キーの使用率が最も高くなっています。
人差し指のホームポジションの使用率は中指・薬指よりは低めになっています。しかし、人差し指は担当キー数が高いので、人差し指の使用率を合計すると中指・薬指と同じくらいになります。
小指の使用率は、ほかの指に比べると総じて低めです。
上段の使用率は、中指・薬指では高めですが、ほかの指では低めになっています。下段の使用率は、右手小指を除いてある程度高めのキーが並んでいるので、合計では、上段と下段の使用率は同じくらいになります。
最上段にもかなが配置されていますが、使用率はどれもわずかな数となります。
左手と右手の使用率のバランスは、新下駄配列では気にしていません。押しやすさに応じてキーを使い、アルペジオや左右交互打鍵を多く使うようにしました。結果的に、ほぼ50%ずつという数値になりました。
右下に全体の打鍵数が表示されています。上が動作数(同時打鍵を1と数え上げる場合の打鍵数)。下が総打数(同時打鍵でも押したキーをすべて数え上げる打鍵数)です。動作数も総打数も少ないのが新下駄配列の特徴の一つです。
なお、ほかの配列の打鍵数分布図は、「1万字のかなを入力する場合の打鍵数」にある程度あります。また、keycount.odsの中にこれ以外の打鍵数分布図も入っています。

