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「を」の位置をめぐって例外処置発動

下駄配列変遷記
ver.1.11:「を」の位置をめぐって例外処置発動

 今回の変更は、前回に引き続いての大変更。というか、これをやるんだったら前回の変更は何だったんだ? シフトの枠組みに例外を設けています。

下駄配列ver.1.11配列図

1.左右同指の同時押しを活用する
「を」を[X]から[FJ]に移動。

 「を」が左手薬指下段というver.1.10の配置は、一見良さそうだったが、長文を入力しているとどうも左手薬指が疲れる。左手薬指担当の文字は「か」「け」「を」となり、ちょっと負担が大きすぎるのかも知れない。特に下段に何回も指が行く感じが気になった。
 よって、再び「を」の移動先を検討する。

 左右の同じ指の同時押しシフト側としてはかなり押しやすい、というのは以前から感じていた。ホームポジションから外れた単打と同等くらいに押しやすい。小指はさすがにきついが、中指と薬指の同時押しはかなり打ちやすい。「各キーの打ちやすさ」の表で言えば○くらいの価値はある。単に◎同士の同時押しであるという以上に打ちやすい
 「も」は出現頻度20位台前半と高めで、単打への昇格を考えても良さそうなものだが、最初からシフト側で、いままで一度も単打への昇格を検討しなかったのは、ひとえに[DK]という中指同士の同時押しが押しやすいからだった。
 また「か」を新JISと同じ[S]にしたことで、濁音の中では最も使用頻度が高く、総合でも10位台に入ってくる「が」[SL]という薬指同士の同時押しになり、都合が良かった。下駄配列で清音と濁音の切り離しをやらないのは、大変だというのが第一の理由だが、現状でも「が」が十分に打ちやすいのでメリットが少ないと思ったというのも理由の一つだ。

 しかし、人差し指同士の同時押しは、中指シフトと薬指シフトという枠組みから外れるので、カタカナ語拗音の「ふぁ」を割り当てるにとどまっていた(「ファイル」が異様に打ちやすい([FJ][K][M])というメリットはあったが)。

 この人差し指同時押しに「を」を割り当ててしまうというのはどうだろうか。他の左右同指の同時押しが「も」と「が」で両方とも助詞としての使用が多い文字で「を」は必ず助詞なので、いちおう統一感もある。
 シフトの枠組みの例外になるが、「を」という目立つ文字一点だけの例外なら大した負担にはなるまい。

 というわけで、[FJ]に「を」を割り当ててみることにした

2.空いた単打をどう使う?
「お」を[★J]から[X]に移動。
「ま」を[☆J]から[★J]に移動。
「わ」を[☆U]から[☆J]に移動。
「ぬ」を[☆X]から[☆U]に移動。

 「を」を人差し指の同時押しにすることによって、なんと[X]という単打側に空きができた。この単打側を有効に使えれば大きな改善が見込める。

 もともと「を」使用頻度が高いというのが[X]の配置をやめた理由のなのだから、単打側に置く文字としては頻度の低めの文字を置きたい。出現頻度25~35位くらいで現在シフト側に置かれている文字を検討した結果、「お」がいいのではという結論に達した。
 「お」が移動したことによりver.1.10で「ま」を移動した意味が無くなったので(ミラー現象を避けるために移動していた)、元の位置に戻す。
 「ま」の移動で[☆J]が空いたので、一段上にあった「わ」をそのまま降ろす。さらに「わ」の移動で空いた[☆U]によりましな場所ということで「ぬ」を持ってくる。

 「わ」の位置が良すぎる感じはするが、もう「わ」より頻度が高いかなで打ちにくい場所に配置されているものもないので、これでいいと思った。
 [☆X]という押しにくい位置を使わないようになったのはいい感じだ。

 他の案として、[X]に「あ」(頻度的には一番単打に昇格させたい文字)を持ってきたり、「ま」を持ってきたり、「れ」を持ってきたり、「け」を[X]にして「あ」を[W]にするなども試したのだが、「であ」「あげ」「まで」「けれ」「けで」など、どうしても同手段越で頻出する連なりが発生してしまうので諦めた。
 また、配置自体をver.1.09まで戻し(「を」を[FJ]にするなら、ver.1.10の変更は無くても良かったのだから)、ver.1.09で「を」が配置されていた[,]に他の文字を割り当てるという方法も考えたが、「ん」([U])との連なりを考えると[,]に置く文字の選択が難しく、かなり大幅な変更をしないと収まらなくなりそうなので諦めた。

3.カタカナ語の拗音の再構成
「ふぁ」「ふぃ」「ふぇ」「ふぉ」を[JF][JG][JV][JB]から[JV][JB][FN][FM]に移動。
「てぃ」「でぃ」を[FM][FN]から[JG][FH]に移動。

 「を」が人差し指シフトに入ってきたので、今まで人差し指シフトに割り当てていたカタカナ語で頻出する拗音の配置は再考を余儀なくされた。
 拗音は使用頻度よりも覚えやすさを重視して配置しているので、規則性を崩さないように再構成する。

 「ふぁ」「ふぃ」「ふぇ」「ふぉ」を下段に並ぶ形にし、「てぃ」「でぃ」を左右対称の形で並べてみた。これなら覚えやすさも損なっておらず、打ちやすさもまあまあだ。
 「でゅ」が無くなったが、よく見たらver.1.09で[W.]に取り込んでいたのでそちらに任せて、人差し指シフトとしての「でゅ」は廃止することにした。

●『姫踊子草』用設定ファイル(GETA1.11.hmo_kana):GETA1.11.zip
by koutarou_13 | 2005-11-18 22:21 | ●下駄配列で万事快調

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