人気ブログランキング |

ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく

kouy.exblog.jp
ブログトップ

ホームポジションの移動

日本語入力変遷記5
2004年冬~春:ホームポジションの移動
――普通のキーボードでも親指シフト

 日本語入力方式の話に戻る。
 再びNICOLAに戻ったて見たものの、やはり右親指キーの不自然さは気になり、ほかの配列を試そうかこのままNICOLAを使うか迷う日々が続いた。

 そんなある日、『増田式キーボード学習法』というサイトで、JISかなはホームポジションを右上([か]と[に]の位置)にすると打ちやすいという説を知った。
 なるほど、確かにこれなら右のへんぴな所にあるキーも打ちやすい。と、キーに指を置きながら考える。でも[Shift]が遠くなるのがちょっとなあ。むしろ、右に一つずらすだけの方が良いかな……。

 そう思って[G],[K]に人差し指を置くとハッと気がついた。右手親指が[変換]の真上に来ている!
 ここをホームポジションにして、キーを全部右に一つずつずらしてしまえば……! 幸い、NICOLAでは右端の縦一列はほとんど使われない。これをそっくり左端に移しても不都合はないだろう。
 早速配置を入れ替える。方法は、この時点では『親指ひゅんQ』のレイアウト変更機能を使うことにした。アルファベットを入力する際とホームポジションが異なってしまうのが問題だが、日本語入力がしやすいことの方が優先だ。
 やってみるとこの方法は実に快適で、これならこのキーボードでも親指シフトでやっていけると思った。

 その後、似たような事を思いついて実際にキーを入れ替えて使っている人がたくさんいることを知った。全体を右にずらすより、右手の担当範囲だけ右にずらしている例の方が多いようだ。中でも注目したのが『世捨て人の庵』というサイトに書かれていたキー配置。右手の範囲だけずらすと、中央に縦一列使わないキーができる。ここに機能キーを割り当てる、というもの。
 なるほど、これは面白そうだ。これなら[Delete]もホームポジションから押せる位置に置ける。これをやろうとすると(日本語入力時の配列だけでなく)キーそのものを入れ替えなければならないが、『猫まねき』を使えば問題なく実現できるだろう。ホームポジションが二種類になってしまう問題も解決されるので、一石二鳥だ(*1)。

 問題は右端のキーをどうするかだ。「\」「|」「[」「]」「{」「}」あたりは私は結構使い、使う場合は直接入力で打つので、いちいち「IME起動→変換」などはやってられない。打ちにくいのはいいが、打てないのは困る。
 思案の結果、右下隅の[右Alt]、[右Windows]、[アプリケーション]、[右Ctrl]をつぶして割り当てることにした。どうせこの辺のキーはまったく使っていない。[右Shift]は結構使うのでつぶさない。

 空いた中央列には、下段(中央列では一番打ちやすい)に待望の[Delete]を配置する。中段と上段には[↓],[↑]を割り当て、ホームポジションに指を置いたままで上下移動もできるようにする。

 NICOLAの配列は素人考えでいじるとかえって打ちにくくなりそうなのであまりいじらないことにする。記号だけ自分の文章のクセに合わせて少し入れ替える。

 こんな感じでキー配置も大体決まり、これで最適な日本語入力を求める長い道のりもようやく終わったかに見えた。しかし、そうは問屋が卸さない(*2)。

*1 右手の担当範囲をすべて右に一列ずらすなら、キートップを引っこ抜いて入れ替えると見た目が分かりやすいので、そうしている。
 この際問題となるのが、言うまでもないことだが、同じ形のキーでないと入れ替えることができないということ。
 一番まいったのが、[F],[J](ホームポジションを示す突起があるキー)だけはめ込み口の形が違うこと。見た目は同じなのだが、差込口に溝が入っていて他の場所には差し込めないようになっている。他はいいからここだけは入れ替えたいという場所なのに……。仕方ないので[H]と[J]だけ入れ替えないで、[J]にシールを貼って触った感触で分かるようにしている。
(ちなみにそのキーボードはELECOMUSB Standard Full Keyboard。その問題を除けばかなり気に入っているのだが……)
 他にも最上段のキー、ファンクションキー、右下の機能キーあたりはキーボードによって同じ形だったり違う形だったりするようだ。まあこの辺は入れ替えられなかったらシールでも貼れば済む話だ。


*2 このころ新しいPCを購入して、新しいPCのキーボードがUSB接続だったため『猫まねき』が使えなくなってしまった。大きな誤算!(そういうことは買う前に確認しろぼけなす) ほかのキーカスタマイズソフトも試したが、なかなか思うように動かせない。単純なキーの入れ替えは『KeySwap for XP』で実現できたが、組み合わせが必要な機能キーの配置は変更を余儀なくされた。[Ctrl]+[→]=[End]などができなくなってしまったのは残念。
 もっとも、日本語入力に関しては直接的な影響はなかった。PCが変わったことにより新しい配列に挑戦する気分になってきたのは確かだが。


この時点でのキーマップ

※このホームポジションの移動(右手一列シフト)のメリットについては、後に詳しく書いています:「右手一列シフトを使う七つの理由」
by koutarou_13 | 2005-06-17 21:47 | ●kouyの日本語入力変遷記

▼日本語入力方法はローマ字入力とかな入力だけではない▼ローマ字入力とかな入力以外も普通のPCで簡単に使える▼というわけで新下駄配列で快適PCライフをめざすkouyのブログ


by kouy