下駄配列ver.1.03を解析
そこで、『みかログ』「配列の評価方法とツール」を使って下駄配列を分析してみました。分かりやすく、使いやすく、面白いツールを提供して下さっているみかげさんに感謝。
解析するテキストは「キーボードによるかな入力効率の比較」に置いてある「日本国憲法前文」と「めくらぶどうと虹」を合わせたものにしました。
比較対象も無いと結果が良いのか悪いのか分からないので、同じテキストで「JISかな」「月配列2-263」「月配列U8」「NICOLA」「飛鳥配列21-180」「姫踊子草配列六版六案」も解析してみました。
で、結果は以下の通り。
●下駄配列ver.1.03解析結果
●解析詳細付き(168KB)
■キータイプ数、移動数
わーい、移動数が一番少ない! キータイプ数もJISかなの次に少ない! 1モーラ1動作の面目躍如。
ここは「頻出する文字は1打鍵、頻度の低い文字は2打鍵」という月配列の長所と、拗音もほとんど一動作で打てるという下駄配列の試みがうまく噛み合っていると思う。
■右手と左手のバランス
飛鳥配列の右手重視が際立っている他はたいした違いはない。右手はマウスとかテンキーで酷使するので、日本語入力で特に右手を多く使う必要は無いような気がする。しかし、もう少し右手を使ってもいいかもしれない。
■指のバランス
右手小指が少ない。ただし、下駄配列ver.1.03では右手ホーム段小指のひとつ右を[BackSpace]にすることを想定してるので、実際に右手小指がキーを叩く回数はそれほど少なくないはず。まあ問題は無いと思う。
■上中下段のバランス
あれ? なんでこんなに上段が少ないんだろう? 上段の配列は月配列U8版とそんなに変わってないと思うけど。「か」を移動させた影響?
下段がやや多いのは、拗音シフトで人差し指下段を多用するためか?
■左右交互打鍵の多さ
……は解析結果が実際の打鍵感覚と合わないよう思う。例えば「あお」([FK][DJ])は、このスクリプトでは左右交互2、左左1、右右0と弾き出される。実際の打鍵感覚は左右交互0、左左1、右右1だと思う。
同列同指ってなんでしょう?
■同指違鍵、同手跳躍
同指違鍵は意外と(^_^;そうでもなかったが、やっぱり同手跳躍は多い。これ自分で打っててそう思ってた。せっかくホーム段を全部使えるんだから、ここは何とかしないといけない。
これで下駄配列の改良の方向性が見えてきましたね。打ちにくい運指、特に同手跳躍をいかに少なくするかが課題。
あと、下駄配列とは関係ないけど、JISかなのキータイプ数の少なさは結構すごいと思った。作り込んだ4段配列こそ最強というのは、十分ありえるのではないでしょうか。

