コルクテープを貼って親指キーの高さと大きさを変えよう
親指キーに貼る素材は、固い物を貼ると結構角が立って親指が痛くなるので注意が必要です。『START's HOMEPAGE』「夢中レポート:親指シフト(11) 親指シフトキー改善パッド」で適当な物がいくつか紹介されています。それ用の商品もあったりします(『ShopU』「親指キーパッドClear」)。
で、親指担当のキーの高くするのって、親指シフトに限らずどんな配列でやっても効果あるんじゃねーの? と突然思った。
親指シフト以外なら親指同時打鍵はないけど、NICOLAだってシフトの半分(?)はクロスシフトなわけで、クロスシフトは同じ手の同時打鍵ではない。親指を押している方の手の動きだけを見れば、単に親指でキーを押しているのと同じことでしょう。それでも入力しやすくなるんだから。
どんな配列でも、親指シフトほどではないにしても、親指担当のキーは使うでしょう。漢字変換は日本語入力において最もよく使う操作。私の場合、[変換]は[Enter]に、[無変換][ひらがな]は[←][→]にそれぞれ置き換えているのでなおさら使います。
で、親指キーに貼るのにいい素材を探しに近くの100円ショップ(ダイソー)へ行ったら、コルクテープなる物を発見。うーん、これはいいんでない?
さっそく購入し、[スペース]と[変換]、それに[無変換]と[ひらがな]に貼り付けてみました。
幅1.5cmのものを買ったらちょうどキーの大きさに合っていて良かった。厚さは1mmですが、少し物足りない感じがしたので2枚重ねて貼りました。
……いい感じです。親指をキーボードに押し付ける感触がなくなり、親指をサッと少し動かすだけで入力できる感じです。素材も適度に柔らかくて親指にやさしい。
キーにコルクテープを貼るメリットはるもう一つメリットがあって、それはキーの大きさをちょっとだけ大きくすることができるということ。キーから少しはみ出るようにコルクテープを貼ればOK。だいたいキーとキーの間は十分すぎる隙間が空いているので、この隙間が多少狭くなっても問題ありません(隣のキーには少し小さめに貼るといいかも知れません)。コルクテープがはみ出たキーのない部分を叩いても、ちゃんとキーを押してくれます。
今使っているキーボード(ロジテックの一番安いやつ)は右手一列シフト使うと[変換]の位置が少し左過ぎたんですが、この方法で[変換]を右に広げたら、キーの角を叩いてしまうことが無くなって大満足。
あなたのキーボードにも親指担当のキーにコルクテープを貼ってみませんか?、親指シフターに限らず、すべての方におすすめの方法です。