下駄配列で手を付けなかったこと:その2
●打ちやすい組み合わせが残ってしまう
特定のキーをシフトと見立てて、あるキーとシフトを同時打鍵するというシステムにすると、シフトのルールからは外れるが打ちやすい組み合わせというものが残ってしまう。
下駄配列では最後の最後のver.1.11で「を」をシフトルールの例外として人差し指同士の同時打鍵を活用したのだが、これ以外にも打ちやすいのに大した文字が配置されていない組み合わせが残っている。例えば、[EI][WO][A;]あたりは押しやすい。これを分かりやすく活用する手段はあるだろうか、あるいは分かりにくくてもいいから活用すべきだろうか。
●同手同時押しは配列に活用した方が良いのでは?
下駄配列は同手同時押しは記号にしか使わないというルールになっているが、ここに普通に文字を割り当てるという手は考えられる。隣り合ったキーの同時押しはかなり押しやすいので、同手同時押しに文字を割り当てて打ちにくいシフト側の配置が減れば打ちやすくなるかもしれない。
●「ん」の配置は[U]でいいのか
下駄配列では伝統配置を守るということで、単打側の文字は新JIS、月配列2-263式からあまり変更しないようにしていた。しかし、私の好みで言うと新JISの単打側もまったく不満がないわけではない。その代表が[Q][Y][P][@]の配置であり、下駄配列では思い切って頻度の低い文字を配置することにした。これはとても満足している。
これ以外で新JISの配置で一番気になるのは、[U]に配置された「ん」だ。「ん」は言うまでもなくトップクラスの頻出文字。しかし、[U]というのはそれほど打ちやすいキーだろうか。私は「各キーの打ちやすさ」でも書いたとおり、◎では無く、1ランク低い○としている。[U]はちょっと人差し指を伸ばすのが嫌だという感じがしている([R]より打ちにくい)。
しかし「ん」などという頻出文字の文字の位置を変えたらもう収拾がつかないということで、そのままにしていた。一から配列を考え直すとしたら検討したいところだ。
※「下駄配列で手を付けなかったこと:その3」へ続く

