左手の方が打ちやすい?
普通のキーボードのキーの配置は、縦が一直線には揃っておらず、少しずれた形になっています。
このため「右手は指を曲げ伸ばすだけで打鍵できるのに対して、左手は手首をひねる動作が加わるので右手の方が打ちやすい」と言われることがありますが、私の感覚はまったく逆。
右手は、指をキーの上に持っていくには指を曲げ伸ばすしかないから、指を大きく曲げ伸ばさなければならない。
対して左手は、指を曲げ伸ばす動作と手首をひねる動作を組み合わせる事ができるから、一つ一つの動作が小さくて済む。
結果、左手の方が小さな動作でキーの上に指がいくので、楽に打鍵できる、と感じるのです。
具体的に右手と左手を比較してみても、上段は、[U]より[R]の方がやや押しやすいし、[T]と[Y]は大差で[T]の方が押しやすい。[Q]と[P]は両方押しにくいけれど、どちらかと言えば[Q]の方が押しやすい。
下段も、[B]はホームポジションから遠いので打ちにくいけれど、[,][.][/]より[C][X][Z]の方が押しやすい。
ホーム段はキーのずれは関係ないので、さすがに利き手である右手の方が打ちやすい。特に連打する場合は顕著に表れる。私は[:]を[BackSpace]にしているけれど、一時反対側の[英数]を[BackSpace]にしてみたことがあったが、これは全然良くなかった。とは言え、左右でそれほどの差があるわけではなく、上下段の左右の差の大きさには及ばない。
下駄配列を作っていたときはこのことはほとんど意識していなかったけれど、ほとんど使わない「ゃ」「ゅ」「ょ」が右手下段だったり、「しゃ行」と「きゃ行」でより出現頻度の高い「しゃ行」の方を左手に配置したのは、この感覚が反映されていたのだろう思います。
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