『タイプウェルFT』で、[Esc]を押しても中断しないようにする
私の設定しているIMEの操作に、[Esc]で、変換中は「全変換取り消し」というのがあります。未確定状態は初期設定通り「全文字削除」になっています(機能の名称は『ATOK』のもの。『MS-IME』でも同じ設定にできるはずです)。
何か文章を入力したときに、変換した瞬間にタイプミスしていたことに気がつくということは良くあります。
当然修正するのですが、その方法は、普通は「変換取り消し」して未変換状態に戻し、間違っていた箇所にカーソルを持って行って修正し、変換するという方法を採ります。
しかし、ごく単文の入力だった場合や変換結果がめちゃくちゃでどこをミスタイプしたのか探すのも面倒なときは、一度「全文字削除」ですべて消して、改めて最初から入力するという方法を採ることもあります。
このとき、操作としては、[Esc]を2回連打するという形になります(「全変換取り消し」→「全文字削除」)。だから私にとっては[Esc]を連打するというのは割と良くある操作で、クセとなっている感じもあります。
この「全変換取り消し」→「全文字削除」するときに、実は最初の一回目が変換中状態ではなくて未変換状態だった、なんてことがときどきあります。
このとき、1回目の[Esc]ですでに「全文字削除」されてますから、2回目の[Esc]はIMEの操作とは関係なく、何が起こるかはアプリケーションに委ねられることになります。[Esc]を単独で押しても何も起こらないものが多いので、とくに問題はありません。
で、やっと本題です。
『タイプウェルFT』では、[Esc]を押すと中断になります。もちろん何かIMEに入力した状態で[Esc]を押しても中断にはなりません。しかし、前述の[Esc]を連打するクセがあるので、つい[Esc]を押してしまうんですよ。社説打ちの後半でこれをやってしまうとかなりショックが大きい。ああ、せっかく良い調子だったのに……。同じ文章の2回目はつまらないし……。
昨日それを2回連続でやってしまって超ムカついたので、『窓使いの憂鬱』の「特定のウインドウのみでキー割り当てを変更してみる」と「モディファイヤの指定」を使って、設定ファイルにこう書き加えてみました。
window TWellFT /TWellFT\.exe/ : Global
key ~IC-Esc= &Ignore# [Esc]で中断にならないようにする。
key S-*Esc= *Esc# [Shift]+[Esc]で中断。
『窓使いの憂鬱』には、変換中(IMEに何か入力した状態)であることを表すモディファイヤ「IC-」があるので、こういうことができました。
これなら[Esc]を押しても中断しない(代わりに[Shift]+[Esc]で中断)。それでいて、IME操作上の[Esc]には何の影響も与えない(IMEの設定で未入力状態での[Esc]に何か割り当てていた場合は別)。これで、この問題は解消した。『窓使いの憂鬱』って素敵です。

