ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく

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菱でローマ字入力を実装

 『菱』でQWERTYローマ字入力を実装する定義ファイルを作ってみました。
 基本的に『MS-IME』のローマ字入力と同じように入力できるようにしてあります。

 できるだけ忠実にローマ字入力と同じ操作で入力できるようにしてあります。

 問題になりそうなのは、「っ」の入力方法、「ん」の入力方法、ローマ字綴りの途中で[BackSpace]で訂正した場合、でしょうか。

 「っ」は子音2文字目を入力したときに同じ子音のセクションにループさせるようにしてあります。これでOK。

 「ん」は、[N]の次の打鍵が、[N]なら「ん」で確定だし、[N]以外の子音なら「ん」を入力させた上でその子音のセクションに飛ばせば良い。
 ちゃんと[kani]は「かに」、[kanni]は「かんい」、[kannninn]は「かんにん」になります。
 [N]のみを入力して変換した場合も、例えば[スペース]を押した場合なら、[N]の次にスペースを押した場合は「ん」を入力させてスペースが押されたことにしてあります。
 ただし[スペース][変換][無変換]で変換した場合の場合のみです。[F6]などで変換した場合には対応できませんでした。

 [BackSpace]の挙動もできる限り普通のローマ字入力と同じようにしたい。普通のローマ字入力の場合は、ローマ字綴りの途中ではアルファベットが表示されていて、[BackSpace]を押すとそのアルファベットが消去される。『菱』の場合だとローマ字綴りの途中で何も表示されず、[BackSpace]を押すと何も入力しないで[BackSpace]を押したのと同じことになってしまう。
 そこで、設定ファイルの[1]以上の数字セクションの中に「{backspace}=」という行を入れることにしました。これならローマ字綴りの途中で[BackSpace]を押すと数字セクションの[0]に戻るので、普通のローマ字入力に近い挙動になります。
 さらに、3文字綴りの2文字目を入力した段階で[BackSpace]を押した場合は、1文字目を入力した段階の数字セクションに戻るようにしました。これで[K][Y][BackSpace][A]と押した場合も、「か」と入力されます。

 ただし、ミスタイプした場合は対応できませんでした。[K][S][BackSpace][A]と押しても「か」にはならない。ミスタイプの[S]を押した時点で最初の[K]はキャンセルされてしまい、[BackSpace]で[S]を取り消したことになるので、結局[A]だけが有効で「あ」と入力されます。
 ちなみに、何文字綴りのローマ字であっても、綴りの途中で[Shift]など無害のキーを押すとそれまでの入力がキャンセルされます。

 他にも設定数の都合や『菱』の機能上の都合で設定できなかった文字がいくつかあります。詳しくは設定ファイルを見てください。
 本当は今まで作った『菱』の設定ファイルと同じくシフト状態が見えるバージョンも作りたかったのだけど、「っ」や「ん」のときにうまく処理できないので諦めました。

 この設定ファイルでしばらく打ってみたけれど、特に不都合はない。かなりローマ字入力らしく動いてくれます。

●QWERTYローマ字『菱』用設定ファイル:QWERTY-romaji.hh

 で、このファイルがなんの役に立つかっつーと……次回に続く
by koutarou_13 | 2006-10-05 22:39 | ●いつもどこかでローマ字入力

▼日本語入力方法はローマ字入力とかな入力だけではない▼ローマ字入力とかな入力以外も普通のPCで簡単に使える▼というわけで新下駄配列で快適PCライフをめざすkouyのブログ


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