ATOKの「全候補表示中に[Tab]」は語幹が異なる候補へジャンプする機能だった!
「docs.sun.com ATOK12 ユーザーズガイド:変換するときの便利な機能」
「実戦テクニックATOK:「tab」キーで、語幹の長さが違う変換候補にジャンプする」(Internet Archive)
※後者の記事は、すでに元のページが削除されているので『Internet Archive』のデータへのリンクしています。
文字化けした場合は、『Internet Explorer』なら「表示→エンコード」、『FireFox』なら「表示→文字エンコーディング」をテキトーにいじっていると(^_^;)直るかもしれません。
後者の記事の説明が自分が書いたのとそっくりなので焦った。まるで俺がパクったみたいだ……。パクってませんよ! パクってたら「語幹」という言葉が絶対出てくるって。
と言うわけで、全候補表示中に[Tab]は、語幹の長さが異なる候補にジャンプするという機能だったのでした。
なるほど、だから名詞の「さく」から動詞の「さく」へと[Tab]一回でジャンプするわけか。
他の使用例としては、「きょうの」と入力して変換すると、「今日の」「強の」「香の」「京の」……と「の」を助詞と捉える変換候補が並ぶのだけど、俺が変換したいのは「京野」っていう固有名詞なんだけど……というときに[Tab]を押すと、一発で「京野」にジャンプしてくれる、とか。
同じ読みなら用言と体言で語幹が違うから(体言に語幹というのもヘンな気がするが……)、用言を1グループ、体言を1グループとして、グループ間でジャンプする機能と考えればいいんでしょう。
●まとめ
・機能名:次グループ移動
・操作方法:全候補表示中に[Tab]
・機能の内容:語幹の長さが違う変換候補にジャンプする
そんなに頻繁に使うわけではないけれど、覚えていれば役に立つ場面は絶対あるはずなので、『ATOK』をお使いの方はぜひ使ってみてください。