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ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく

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μTRONキーボードが発売された

 かねてより噂のμTRONキーボード(マイクロ・トロンキーボード)がついに発売されました。

『μTRONキーボード ウェブサイト』
▼製品ラインアップ
「μTRONキーボード」 52,500円
(本体価格 50,000円)

「μTRONキーボード用パームレスト」 9,450円
(本体価格 9,000円)

 キーボード本体が52,500円なのは仕方ないとして、食器を洗うときに使うスポンジみたいなパームレストが9,450円というのはいったい……。※1

 独特な形状のキーボードですが、それだけでなくTRON配列の実装もできます。

「μTRONキーボードTRON配列」

 シフト方式は、「シフトキーと同時に該当キーを押すことでも入力できます(同時打鍵)」とあります。シフトを押しっ放しにした場合に、文字キー2打鍵目以降にもシフトが有効かどうかは明らかではありません。普通のシフトとしても使えるとなると有効なような気もしますが、TRON配列の場合、単打側に頻度の高い文字を集中させるという方針なので、シフトは打鍵ごとに押し直すシステムの方がいいような気がします。

 実は、TRON配列をやってみようとしていた時期があったんですよ。親指シフト系の配列をあと一つ体験してみたいと思っていて、TRON配列はシフト率が低いのが私好みなので。
 でも、[Y]の「き」と[同E]の「・」が納得できなくてやめた、なんてことがありました。あと、[T](μTRONキーボードでは普通のキーボードよりも遠い)に「ょ」というのはどうなんでしょう? キーピッチが短いから遠いキーでも打ちにくくないということなんでしょうか?
 どうしてTRON配列はこのような配列になったのか、という詳しい話を聞いてみたいです。

 もう一つ私が気になった記述がこれ。

「μTRONキーボード詳細解説」
▼物理的配列
なお、一般的なキーボードに慣れた人が「μTRONキーボード」を打つと上記のような物理的配置やキーピッチの違いにより、おそらく戸惑うと思う。多分すぐにはうまく打てない。おそらく3日程度練習すれば、「μTRONキーボード」に慣れてくるはずだ。

▼論理的配列
初心者や従来のJIS配列を打てる人が新しい配列のタッチタイピングがひととおりできるようになるまでにはおそらく3週間程度の練習を要する

 私の体験でいうと、後者の「新しい配列がひととおりできるようになるまで3週間」というのは、だいたい一致しています。3週間というと、速度がみるみる上がり始めて、キーボードを叩くのが楽しくて楽しくて仕方ない時期ですね。

 前者は、μTRONキーボードのような特殊なキーボードを使った体験はありませんが、日本語入力配列以外の機能キーの入れ替え([BackSpace]や[Enter]、[←][→]など)に慣れるのにかかった時間ということなら、やはり3日くらいでした。
 このような機能キーは、入れ替えるキーの数自体も少ないし、1キーあたりの使用頻度も高いので、すぐに慣れてしまえます。



※1
2007/04/27追記

 パームレストについての説明のページが追加されていました。

「μTRONキーボード用パームレスト」

 クッション材は低反発素材で圧力を均等に分散、空気が通るので群れずに爽やか、カバーは夏でもべたつかず、冬でも冷たくない、だそうです。

 まーそりゃそうだよね。食器洗いスポンジが9,450円なわけはない。失礼しました。
by koutarou_13 | 2007-04-26 19:12 | ●その他の日本語入力配列の話

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