下駄配列の基本設計
ver0.01:基本設計
「月配列U8版の親指シフト化」を中指同時打鍵式に当てはめる作業。
せっかくオリジナル配列を作るのなら、中指同時打鍵とは関係のない部分で不満だった点も自分流にしてみたい。
やっぱり小指の外側は打鍵しにくい。右端のキーだけでなく、[Q],[P]も十分押しにくい。清音はいくら使用頻度が低いといってもそれなりに使う。一番使用頻度が低いかなは、「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」、そして「ヴ」だ。これらの中から2つを[Q],[P]の単打に押し込めてしまう。
人指し指伸ばしの[Y]が押しにくい。ここも小指の外側と同様に、できるだけ使用頻度の低いかなを割り当てることにする。
あまり希望ばかり言っていると配置しきれなくなる恐れもあるので、妥協する部分も作る。
半濁音の配置ってバラバラでいいのでは? 使用頻度もおおむね低いし、清音の位置から切り離されてしまった以上、どこにあっても大して変わらないだろう。
あと、先ほども少し触れたが、「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ヴ」はもっとバラバラでいいだろう。「ヴ」は清音の位置から切り離されてしまうが、別に構うまい。
記号は今までと同じく同手シフトに割り当てることにする。同時打鍵の同手シフトなら、必ずしも☆★シフトを絡めた位置にする必要は無い。
まとめると、方針は以下のようになる。
■配置転換の方針
- [:]にはBackSpace、[@]にはEscを(EscはIME起動時のみ)を配置する。
- ☆★シフトの位置に置ける文字は、単打4字、☆シフト2字、★シフト2字の計8字。濁点が付くかなは2文字まで。
- 記号は同手同時押しに配置する。
- 濁音は清音の★シフトに配置する(「ヴ」は除く)(「濁音は清音の裏の原則」)。
- [Q],[P]の位置が嫌いなので、頻度の低い文字を置く。
- [Y]の位置が嫌いなので、できるだけ頻度の低い文字を置く。
- 半濁音、「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ヴ」はいったん無視して最後に空いたところを置くことにする。
で、できた配列は以下の通り。
■下駄配列ver0.01
単打
ぃこしてょ ちんいつぇEs■
はかりとた くうけのきBs■
すーになさ っるほそへ■
☆シフト
■ゃねらめ ぁむみえ■■■
ぬ■もあれ まお■よゆ■■
ぉやせゅぅ ひふわをろ■
★シフト
゛ごじでぴ ぢぷぺづ゜■■
ばが■どだ ぐぽげ■ぎ■■
ずヴぜぱざ びぶぼぞべ■
同手同時押し(記号)
[we]=(,[er]=!,[ui]=?,[io]=)
[sd]=「,[df]=、,[jk]=。,[kl]=」
[dg]=/,[hk]=・
[dv]=,,[db]=;,[nk]=:,[mk]=.
[xc]=@,[cv]=~,[m,]=-,[,.]==
ちょっと退屈な記述になるが、変更した箇所を逐一書き出しておく。
1.「か」を新JISの絶好ポジションへ
- 「か」([O])を[S]に移動(「ゅ」を追い出し。★[S]は方針7により空き地)。
- 「か」に追い出された「ゅ」を裏に落として☆[V]に移動(「ゆ」を追い出し)。
- 「ゅ」に追い出された「ゆ」を☆[;](方針3により空き地)に移動。
- 方針1により追い出された「ち」([:])を[Y]に移動(「つ」を追い出し)。
- 「ち」に追い出された「つ」を[O](「か」の移動より空き地)に移動。
2.☆★シフト位置をめぐる攻防
方針2により、「け」「そ」「ほ」のうち2字を☆★シフトの位置から追い出さなければならない(「か」を入れることは決定している)。「そ」「ほ」を追い出すことにする。
- 「そ」(☆[L])を表に出して[.](方針3により空き地。★[.]は方針7により空き地)に移動。
- 「ほ」(☆[K])を表に出して[,](方針3により空き地。★[,]は「ぶ」を追い出し)に移動。
- 「ぼ」に追い出された「ぶ」を一つ左隣の★[M](方針7により空き地)に移動。
- 方針4により、☆[,]の「ふ」を☆[M]に移動し、☆[M]の「わ」を☆[,]に移動(要するに「わ」と「ふ」の入れ替え)。
- 「け」(☆[D])を表に出して[K]に移動(「の」を追い出し。★[D]は「ぼ」の移動により空き地)。
- 「け」に追い出された「の」を一つ右隣の[L]に移動(「も」を追い出し)。
- 「の」に追い出された「も」を裏に落として☆[D](「け」の移動により空き地)に移動。
- 方針2により☆[S]が無くなったので、「よ」を☆[L](「そ」の移動により空き地)に移動。
3.小指の外側の追放
- 方針5により、「ー」([P])を[X]に移動(「を」を追い出し)。
- 「ー」に追い出された「を」を裏に落として☆[.]に移動(「ろ」を追い出し)。
- 「を」に追い出された「ろ」を一つ右隣の☆[/](方針3により空き地)に移動。
- 方針5により、☆[Q]の「ゃ」を一つ右隣の☆[W](もともと空き地)に移動。
- 方針6により、☆[Y]の「ぬ」を☆[A](方針1により空き地)に移動。
4.余ったキーへの低頻度文字割り当て
半濁音を5つとも★シフトに配置した。配置は頻度順になんとなく打ちやすい場所から順番に配置しただけ。説明は省略。濁点、半濁点も配置しているが、特に意味はない。
同手同時押しは、「、」「。」「「」「」」一番使用頻度が高いのでホーム段に配置。次いで使用頻度の高い、「!」「?」「(」「)」を上段に配置。あとはてきとう。左右対称のイメージで置いたところが多い。

