まじかるキーボードで新配列をマスターしよう

※紹介記事:『窓の杜』「「まじかるキーボード」でいつでもタイピング練習」
『まじかるキーボード』は、新しい配列を覚えようとする際の初期段階に、とても良いと思います。
配列を覚えるまでの期間を乗り切る手段としては、「配列を書いたテキストや配列図画像をディスプレイに表示しておく」、「配列図をプリントアウトしてディスプレイの近くに貼っておく」などの手段もありますが、『まじかるキーボード』はそれらの手段よりも優れています。
【『まじかるキーボード』の良いところ】
●配列図が入力位置を追いかけるように表示されるので、視線の移動が少なくて済む。
●最前面で表示されるので、他のウインドウの後ろに隠れる事がない。
●ウインドウ枠などがないので、コンパクトに表示できる。
●必要のない時に自動的に消えるので、作業の邪魔にならない。
■『まじかるキーボード』を新しい配列の練習に使うには?
このソフトには、英字入力の配列図とかな入力の配列図は付属していますが、他の配列図は用意されていません。
しかし、配列図はbmpファイルなので、bmpファイルを用意すればどんな配列図でも使うことができます。付属のbmpファイルと大きさやキーの位置が異なってもOKです。
ただし、キー位置などを規定するkeyファイルが、bmpファイルごとに必要です。付属の図と異なるbmpファイルを使うなら、keyファイルも作らないといけません。
■keyファイルの作成
基本的に、既存のkeyファイルをコピーして必要な部分を修正していくだけなので、難しいことは何もありません。
説明自体はkeyファイルの中に書いてあるのでそれを読んでもらうとして、わたしが詰まったところを補足します。
256、257、258で始まる3つの行は、メニューボタン、固定ボタン、スリープボタンの3ボタンの位置を規定しています。この3行は必須です。この3行が欠けていたり、画像外の座標が指定されていたりすると、エラーになります。
3ボタンを置く位置は、付属の配列図では右端に専用の位置が用意されていますが、画像内ならどこでもOKです。配列図の空いている場所を適当に指定すれば良いでしょう。
259で始まる行(=キャプション範囲)は、マウスカーソルがこの範囲に入っても配列図が非表示にならないことを意味します。
基本的に、前述の3ボタンをマウスで操作するときに配列図が消えないようにするためのものです。普通は3ボタン周辺領域を指定しますが、必要なければ全部0でもいいですし、配列図全域を指定する手もあります(表示切り替えは[F4]でできるから)。いずれにせよ、定義自体は必須です。
これ以下の、0~255で始まる行は、各キーの位置を定義するものです。キーを押したときに、配列図のここで指定した部分が光ります。
ですが、ローマ字入力でもかな入力でもない配列を使うとき、この表示がまともに動作することは期待できません。ばっさり全部削除してしまいましょう。この部分は無くてもエラーにはなりません。
あとは、bmpファイルとkeyファイルを同じフォルダに置いて、オプションのキーボードデータ→「参照」ボタンからbmpファイルを読み込むだけ。下記のように配列図が表示されるようになります。

■『まじかるキーボード』を使うコツ
●表示位置はオプションで設定できるので、自分の見やすい位置に調節しましょう。わたしは初期設定では表示がキャレットに近すぎる感じがしたので、キャレットからの距離を50にしました。
●表示切り替え(初期設定では[F4])を積極的に使いましょう。どうしても表示して欲しいときに表示されないなどの事態は生じるので。
●配列図を見ないでも打てると思ったら、見ないで打ちましょう。分かっているのに配列図を探してしまうと、いつまでたってもスムーズに打てないと思います。
『まじかるキーボード』用のbmpファイルとkeyファイルを何種類か作ってみました。よろしかったらお使いください。
■ダウンロード
●『NICOLA』
bmpファイル:NICOLA.bmp
keyファイル:NICOLA.key
●『小梅配列1.3.1版』
bmpファイル:koume131.bmp
keyファイル:koume131.key
●『新JIS配列』
bmpファイル:Sin-JIS.bmp
keyファイル:Sin-JIS.key
●『月配列2-263式』
bmpファイル:tuki2-263.bmp
keyファイル:tuki2-263.key
●『下駄配列』
bmpファイル:geta.bmp
keyファイル:geta.key

