打ちにくい単打側と打ちやすいシフト側
下駄配列の設計では、早々に小指の外側([Q][P][@])を使わないようにし、次いで人差し指伸ばし([Y])も使わないようにしたのですが、この変更はどうだったか。
要するに、打ちにくい単打側と打ちやすいシフト側ではどっちがましか? という問題。
これはかなり微妙です。
と言うのは、『タイプウェル』をやってると、苦手語句として残るのはことごとく同時打鍵を多数含む語句なんですよ。やっぱり同時打鍵よりは、へんぴな場所と言えども単打の方が打ちやすいのではないか。
そう考えて、下駄配列ver.1.00では[Q][Y][P][@]にも清音を配置してみました。
で、実際に配置してみると、確かに単打で打てる文字が多いというのは楽ではある。しかし、やっぱり[Q][Y][P][@]を打つときは、他のキーを打つときとは違う手の動きをしているようで、違和感がある(とくに[Y]の「ー」はまずかったような気がする……。カタカナ語がきつい)。さて、どうしよう、というのが現状です。
先ほど『タイプウェル』の苦手語句という話をしましたが、当初は「ゆみや」(3字全部シフト側)という語句がものすごく苦手だったのですが(『タイプウェル』で何度やっても苦手語句から消せないくらい)、今では何ともなく打てる。
そう考えると、同時打鍵が打ちにくいというのは、もしかしたら同時打鍵の問題ではなく、「シフト側→出現頻度が低い→習熟度が低い」というだけのことだったのかもしれない。
今のところ[Q][Y][P][@]にも使用頻度40位前後の清音を配置する配列で打ってますが、他の文字を配置することにするかもしれませんし、ほとんど使わない配列に戻すかもしれませんし
ただし、これ以上頻度の高い文字を配置するということは無いと思います。