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ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく

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 ここ1か月ほど『やまぶき』を使みて、『やまぶき』のタイマーの設定の感じが分かってきました。

 『やまぶき』のタイマーは、時間ではなく割合で判定します。
 この方法の良いところは、ロールオーバーによる打鍵ミスを救済できる可能性が高くなることです。理論上は、“一定のタイミング”で打鍵している限りは、どんなに早く打鍵してもロールオーバーによる打鍵ミスは起こらなくなります。
 そして、その“一定のタイミング”は判定割合を小さくした方が早くなります。つまり、それだけ高速に入力できることになります。

 しかし、判定割合を小さくすると同時打鍵が難しくなります。
 通常、慣れてくるにしたがって同時打鍵のタイミングは合うようになってきます。したがって、『姫踊子草』『DvorakJ』などのように、時間を数えるタイマーの場合は、慣れてくるにしたがってタイマーの判定時間を短くすることができます。
 しかし、『やまぶき』のように割合で判定するタイマーの場合は、慣れてくるにしたがって判定割合を小さくできるは限りません。慣れてくるにしたがって同時打鍵のタイミングは合ってきますが、キーを押し下げている時間も短くなるので、速く入力するほど割合はむしろ小さくなる可能性もあります。
 これを考えると、同時打鍵の割合は大きめに設定するべきです。

 『やまぶき』のタイマーの設定は、以上のことを考慮して総合的に判断する必要があります。
 わたしとしては、同時打鍵で押しているつもりなのに同時打鍵と判定されなかったら元も子もないので、同時打鍵の判定割合は余裕を持って大きめに設定した方が良いと思います。
 50や60では明らかに小さいです。高速打鍵をしたときに同時打鍵と判定されにくくなります。最低75以上、今は80にして使っています。
 理想を言えば、100で問題ないならそれが一番だと思います。

 連続シフトについては、タイマーをどのように設定しても、シフトが残ってしまう現象は起こります。たとえば、[DK][J]と打鍵したときに、[D]のシフトが残って[DK][DJ]と判定されるということが起こります。
 連続シフトをなしにすれば、シフトが残ってしまう現象は100%防げるのですから、連続シフトを前提としていない以上、連続シフトは無しに設定するべきです。



※追記

 はてなブックマークのコメントに返信します。
下駄×やまぶき組み合わせ方記事。個人的には「ロールオーバー打ちにならずに打ててる人達が羨ましいな」と。私は、下駄でも「かえでおどり」でも、結局デフォルト(連続、50%)が丁度よくて、記事設定だと打ちにくいorz

 この記事の最初にも書きましたが、自分はこの記事を書くまでに、普段使っている配列で、1か月ほど『やまぶき』を使用しました。
 普段使っていない配列をちょっと打ってみたくらいで、「同時打鍵の割合はどれくらいが適切か」なんて細かいことが分かるわけないと思います。

 配列にはそれぞれ最適な打鍵タイミングがあります。その配列を使い始めてすぐはそのタイミングが分かっていませんから、余裕を持ったタイミングで打鍵するようにします。慣れてきて最適なタイミングが身についてくると、速く打鍵できるようになります。
 それ無視して、最初から自分勝手なタイミングで打鍵すれば、正確に入力できないのは当たり前です。
 これはどんな配列にも言えます。同時打鍵を使う配列に限った話ではなく、普通のローマ字入力でも同じです。
by koutarou_13 | 2010-05-05 21:41 | ●下駄配列で万事快調
 またも下駄配列を実装できる手段が増えました。

『やまぶき作ってます』「やまぶき Ver. 4.0.0リリース」

 キーボード配列エミュレータ『やまぶき』は、さまざまな配列を実装できるソフトです。Ver. 4.0.0から文字キー同時打鍵の配列も実装できるようになりました。
 さらに下駄配列の設定ファイルが同梱されているので、すぐに下駄配列を使い始めることができます。

 わたしが使ってみたところ、とりあえず問題なく入力できました。しばらく使ってみたいと思います。

 『やまぶき』はIME ONでも英数モードなら英数文字を入力できるのがいいですね。『ATOK』には省入力変換があるので英数文字もIME ONの状態で入力したいのです。『ATOK』ユーザーには嬉しいところです。

 『やまぶき』の最大の特徴は、同時打鍵を判定する方式として、キーを同時に押していた時間の割合で判定する点だと思います。
 タイマーを使っているほかの配列変更ソフトは、「キーAを押してから○○秒以内にキーBを押すと同時打鍵とみなす」という判定をしていました。
 『やまぶき』では「キーAを押してから離すまでの時間を1として、○○%以内の時間にキーBを押していたら同時打鍵とみなす」という判定をします。

 おもしろいいシステムですが、自分がこれまで時間で判定する方式しか見てこなかったので、どう設定すればいいのかなかなか掴めません。
 これがどういう効果を生むのか、どのくらいの設定が最適なのかは、これから使ってみて考えたいと思います。



 それにしても下駄配列を実装できる手段も増えましたね。
 わたしの知る限りで、『姫踊子草』『DvorakJ』、それに今回『やまぶき』が加わりました。以上は配列変更を中心としたソフトで、さらにキーカスタマイズを中心としたソフトの『のどか』『窓使いの憂鬱』)でも実装できます。

 配列の変更は、配列が変更できるソフトがあって初めて実現します。わたしが配列界に足を踏み入れるきっかけとなったのが、通常のPCとキーボードで親指シフト(NICOLA)を実装できるソフトの存在(『親指ひゅんQ』)です。「そんなことができるのか!」 あれを越える衝撃は、もう無いでしょう。
 21世紀になって続々と新しい配列が生まれているのも、わたしやみなさんがローマ字入力でもかな入力でもない配列を使えているのも、配列を変更するソフトがあってこそです。
 そういうわけで、配列界は配列を変更するソフトを作っている作者の方々が支えていると言って良いと思います。下駄配列を含め、ローマ字入力でもかな入力でもない配列を実装するソフトが多数存在するという状況は、本当にありがたいことです。作者の方々にはただただ感謝です。ありがとうございます。
by koutarou_13 | 2010-04-02 01:17 | ●下駄配列で万事快調

DvorakJで下駄配列を実装

 下駄配列を実装できる手段が増えました。

「DvorakJ の機能を QWERTY 配列でも使用出来るようにした - blechmusik2の日記」
『Dvorak 配列に関する覚書』「2 Dvorak 配列に切り替えるソフトウェア」

 『DvorakJ』は、英字配列Dvorakや、Dvorakを利用した日本語配列(『ACT』『DvorakJP』など)を実装できるアプリケーションです。
 さらに、それ以外にもさまざまな機能を備えています。同時打鍵配列の実装がその一つで、『下駄配列』『塗り下駄配列』『黒塗り下駄配列』が実装できます。

 『DvorakJ』の過去のバージョンでは、英字配列をDvorakにした状態でしか同時打鍵配列は使えなかったのですが、2009-06-06公開のバージョンで英字配列に関係なく同時打鍵配列を実装できるようになりました。

 下駄配列を実装するには、ほかにも『姫踊子草』『窓使いの憂鬱』『のどか』を使う方法もあります(※)。
 しかし、『DvorakJ』はそれらのアプリケーションと比べて以下の長所があります。

『AutoHotKey』でも実装できるそうですが、筆者は使ったことがないので分かりません。

1.無料で使える

 『DvorakJ』は無料で使うことができます。
 ほかのアプリケーションのうち、『窓使いの憂鬱』は無料ですが、『姫踊子草』と『のどか』はシェアウェアです。
 無料で使えるアプリケーションが出てきたことで、下駄配列もより気軽に試してみることができると思います。

2.使い方が簡単

 『DvorakJ』は、圧縮ファイルを展開して、EXEファイルを実行するだけで起動することができます。
 下駄配列を実装するには何かしらアプリケーションを導入しなければいけません。これは、下駄配列を使用する上での一つのハードルです。
 しかし、『DvorakJ』は導入までが非常に簡単ですので、このハードルはかなり低くなった思います。

3.USBメモリから実行できる

 これで、『DvorakJ』はUSBメモリから実行することができます。インストーラを使ってインストールしたり、レジストリを使ったりすることがありません。
 『DvorakJ』を入れたUSBメモリを持ち歩いて、どのPCでも下駄配列を使う……という使い方への道が開けました。

4.同時打鍵の判定時間を調節できる

 『DvorakJ』は同時打鍵の判定時間を調節できます。
 同時打鍵の判定時間の調節は、『姫踊子草』ではできますが、『窓使いの憂鬱』や『のどか』ではできません。
 同時打鍵配列のための設定が実装されているのは、嬉しいところです。



 このなかで、特に価値があると思うのは、2です。

 わたしはときどき『姫踊子草』や『窓使いの憂鬱』の使い方について質問を受けることがあります。そのたびにオンラインソフトを使うということのハードルの高さを痛感します。
 なかには、下駄配列に興味を持ったけれど、実装方法がよく分からないから使うのをあきらめた、という人もいるのではないかと思います。それはとても残念なことです。
 「簡単に実装することができる」というのは、下駄配列に限らず、ローマ字入力でもかな入力でもない配列の普及にとって、非常に重要、それこそ「配列の存在を知ってもらう」ことの次に重要なことだと思います。

 『DvorakJ』は、下駄配列の実装以外のことに関しても、全般的に使い方がとても簡単です。
 これまでキー配列変更ソフトやキーカスタマイズソフトは、使い方がやや難しいアプリケーションが多かったので、使い方が簡単である『DvorakJ』はとても意義深い存在だと思います。
by koutarou_13 | 2009-06-11 21:05 | ●下駄配列で万事快調

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